ベランダ発電ブログ 家庭用ソーラーパネルとポータブル電源で電気代節約!

このページではベランダ発電について、日々試行錯誤している様子をブログ形式で記述しています。

我々が生活する上で欠かせない電力。

しかし、近年そのコストは増加傾向にあり、また地球環境への影響も無視できません。

そこで、ポータブル電源とソーラーパネルセットを利用した「ベランダ発電」の可能性について、考えてみませんか?

管理人が実際にポータブル電源とソーラーパネルを購入し、試行錯誤しながら取り組んできた経験をこの記事でシェアします。

管理人の目標は、ソーラーパネル発電の電力だけでエアコンを使用し続けるシステムを構築することです。

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少しずつ記述していきます。

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ベランダ発電を考えるきっかけ

ずばり光熱費の値上がりです。家計における負担が無視できなくなってきました。少しでも節約できればなぁ、と誰もが考えるほどの価格上昇だと思います。

この問題は、燃料価格の上昇や発電所の老朽化、再生可能エネルギーの導入による設備や開発費用の増加など、さまざまな要因が重なっているため、深刻な社会問題となっています。

2023年に入ってから、前年度と比べてみると1.5倍から2倍程度高くなっています。

電気の使用量を工夫して減らしても金額は増えていますよね。

外的な要因としては、ウクライナ戦争の影響もあると思われます。

戦争が終わったとしても、「そもそも原発が動いていない、動いていても老朽化している」ため、火力発電に頼り切っており、仕入れる燃料費の価格変動が電気料金に直接反映されています。

資源のない国家なので値下がりする要因が新技術が開発されることくらいしかないと考えています。

2023年6月より電気料金値上げ

大手電力7社が政府に対し電気料金の値上げを申請しており、新たな電気料金は6月から施行される見通しです。

2023年1月から施行されていた電気・ガス料金負担の激変緩和措置の効果が薄れる可能性が出てきました。

これは一般世帯の電気代と都市ガス代が相当額値引きされていた措置で、標準世帯では電気代が月2800円、都市ガス代は月900円が目安となっていました。

この激変緩和措置は今のところ9月使用分までとなっていますが、10月使用分以降は施策分がなくなるため、さらなる電気料金の実質的な引き上げとなることが予想されます。

このような変更に対し、我々消費者は十分な注意が必要です。

参照記事:家庭の電気代値上げ、6月から14~42% 東電など7社(日本経済新聞 2023年5月15日)

資源のない国家の光熱費が下がる可能性はあるのか?

資源のない国で電気やガスなど、今よりも光熱費が下がる可能性はあるのか?ここでは原発の再稼働がない前提で考えていきます。

資源のない国でも光熱費を下げるための方法がいくつかありますので可能性を挙げてみます。

  1. 再生可能エネルギーの導入:風力、太陽光、水力、石油や石炭などの化石燃料に代わる水素やバイオマスなどの再生可能エネルギー源を利用すること
  2. 効率的なエネルギー利用の促進:LEDライトや省エネ家電の普及など、エネルギーの効率的な利用促進する取り組みを進めること
  3. 政府の支援策:政府が光熱費を下げるための支援策を打ち出すこと
  4. エネルギー自給率の向上:石油や天然ガスなどの輸入に頼らず、国内でのエネルギー生産を進めること

わりと手の打ちようがない状態だと思います。国力も落ちてますので、資源購買力も自ずと下落しています。

なかなか以前のように光熱費が低水準になることは想定しにくのではないでしょうか。

再生可能エネルギーの導入

そこで個人でもできることとして再生エネルギーの導入と省エネが挙げられます。

再生可能エネルギーの導入に対して、ソーラーパネルを導入することが合理的な解決策の一つです。

ソーラーパネルは、太陽光を利用して電力を生産するため、燃料費を必要としません。

地域によって日照量が大きく異なるので平等ではありませんが、全国どこでも太陽光を得ることができます。

初期費用はかかりますが、長期間にわたって運用できるため元を取れる可能性もあります。つまり節約効果も考えられます。

災害時のセーフティーネットとしての役割も大きいですね。

次に可能性があるのが風力発電でしょうか。2023年夏にJackeryからポータブル風力発電が発売される予定なので、立地によってはかなり有効な発電方法です。

ポータブル電源とソーラーパネルで電気代を節約する方法

ポータブル電源とソーラーパネルで電気代を節約する方法には2種類あります。

  1. 夜間の電力料金が安い時間帯にポータブル電源に電力を貯め、日中にその電力を使用して家電を使う
  2. 天気の良い日中にはソーラーパネルで発電し、ポータブル電源に電力を貯めます。そしてその電力を利用して家電製品を使う

夜間の電力料金が安い時間帯にポータブル電源に電力を貯め、日中にその電力を使用して家電を使う

この方法を行うには2つのポイントがあります。

  • 電力会社との契約を「夜間の電気使用量の割合が高くなるほどおトクになる」プランに変更する
  • 容量が大きく(2,000Wh以上)、出力の高い(1,500W以上)ポータブル電源を購入する

まず、夜間の電力料金が安い時間帯に電力を貯めるためには「夜間の電気使用量の割合が高くなるほどおトクになる」プランに加入する必要があります。

東京電力だと「夜トクプラン」ですね。

夜間の電力料金が安い時間帯にポータブル電源に電力を貯め、日中にその電力を使用して家電を使う

このプランだと昼間より夜間の方が10円程度安くなります。なんとなく、この数字だと安くなった気がしませんね。

管理人の電気料金を例にしてどれくらい節約できるか計算してみましょう。

我が家は、首都圏に住む大人二人+犬の家庭です。一戸建て。仕事のため、日中はほとんど家にいません。主な在宅時間は22:00から7:00です。

しかし、わんこがいるので夏と冬はエアコンを昼間も使っています。

2022年の最大電力消費は、夏231kWh(8月)、冬362kWh(1月)でした。

上記の「夜トクプラン」に加入し全ての電力をポータブル電源から供給した場合は、夏8,154円→5,270円、冬11,145円→7,203円となります。

「全ての電力をポータブル電源から供給」というのはかなりハードルが高いですが、ある程度の節約効果があることがわかりました。

容量2,000Wh程度のポータブル電源では、日中の電力を全て賄うのは季節によっては難しいと思います。

その足りない部分をソーラーパネルで補充していく運用方法になります。

天気の良い日中にはソーラーパネルで発電し、ポータブル電源に電力を貯めます。そしてその電力を利用して家電製品を使う

この方法は、ポータブル電源で家電を動かしながら、バッテリーの減りをソーラーパネル発電で補充していく形式です。

この方法のデメリットは、季節や天候に左右され安定しないこと。

しかし、ソーラー発電で稼働させる家電を限定して使用するのは、現実的な方法です。

例えば、夏のとても暑い日に冷房をソーラーパネルとポータブル電源で使い続けるなど。

陽射しの強さでとても暑いことを利用して冷房を動かすのは理にかなっています。

エコフロー デルタ 2を使用して、エアコンの使用時間を検証しました。

結果は約4時間でした。(暖房・10畳の部屋で検証)。室温が安定するまでは800W程度必要ですが、安定運転に入ると400W程度で稼働します。

この400Wをソーラーパネルで発電できれば、バッテリー容量を維持したままエアコンを使用し続けることができます。

参考記事:エコフロー デルタ 2 レビュー ソーラーパネル、次世代パススルー、充電スピードを検証

この方法のメリットは、導入を小分けにして行えるため、低コストで始められること。

エアコンは高出力家電なのでコストがかかってしまいますが、「PCとスマホはソーラーパネルで電力を賄おう」といった柔軟な運用が可能です。

ベランダ発電 入門編(基本知識や用途の紹介)

「ポータブル電源とソーラーパネルの基本知識や用途を紹介することで、初めての方に理解を深めてもらう」ことを目的として、このコーナーではポータブル電源とソーラーパネルについて解説します。

まず、ポータブル電源とは、電気を貯めて持ち運べる装置のことです。

アウトドアや旅行など、電源が不足する場所での使用に適しています。

一方、ソーラーパネルは太陽光を電気に変換する装置で、自然エネルギーを利用することができます。

主に家庭用やオフィスなど、電源が安定している場所での使用に適しています。

ポータブル電源とソーラーパネルを併用することで、太陽光を利用して電気を貯め、不足した場合にはポータブル電源で補うことができます。

また、ポータブル電源にはUSBポートやAC電源などが搭載されており、スマートフォンやタブレット、パソコンなどの充電にも使用できます。

ポータブル電源やソーラーパネルを購入する際には、使用目的や必要な出力などを考慮して選ぶ必要があります。

また、使用方法や取り扱い方法についても注意が必要です。正しい知識を持って、安全かつ効果的に利用しましょう。

ベランダ発電 設置・取り付け方法

効率的な使用を促すことを目的として、このコーナーでは、ポータブル電源とソーラーパネルの正しい設置・取り付け方法について解説します。

まず、ソーラーパネルの設置方法について説明します。

最も効率的な設置方法は、南向きの場所に設置することです。

ソーラーパネルは、南向きに設置することで、最大の太陽光を受け取ることができます。

また、影がかかってしまうと、出力が低下してしまうため、周りに高い建物や木がない場所に設置することが望ましいです。

次に、ポータブル電源の設置方法について説明します。

ポータブル電源は、持ち運びができるため、設置場所に固定する必要はありません。

ただし、充電する場合は、ソーラーパネルと接続する必要があります。

そのため、ソーラーパネルとポータブル電源を接続する際には、適切なケーブルを使用し、接続部分がしっかりと固定されていることを確認してください。

ポータブル電源の設置方法

  1. ポータブル電源の設置方法
    • 安全で安定した場所の選び方
    • 電源ケーブルの取り回しや保護方法
    • 電源を使用する際の注意点(温度、湿度、通気性など)
  2. ソーラーパネルの設置方法
    • 屋根や地面への固定方法
    • 適切な角度と方向の決め方
    • シャドウイング(日陰)を避けるための配置方法

ソーラーパネルの接続方法

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直列接続と並列接続の違いと適用例

ずんだもんと四国めたんが、ソーラーパネルの並列接続と直列接続について説明しています。並列接続は、各パネルの電流が合算され、影響を受けにくいが、配線が複雑になる可能性があります。直列接続は、各パネルの電圧が合算され、長距離の送電に適していますが、影響を受けやすく、配線がシンプルでない場合があります。

参考記事:ソーラーパネルの接続方法 直列接続と並列接続の違いとメリットデメリット

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適切な接続方法の選び方

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接続ケーブルやコネクタの取り扱い

ソーラーパネルとポータブル電源の組み合わせ

  • ソーラーパネルからポータブル電源への充電方法
  • 充電コントローラーの設定と接続方法
  • システム全体の安全な運用方法

設置・取り付け時の注意点

  • 電気的な安全対策(遮断器やヒューズの使用)
  • 屋外設置時の防水・防塵対策
  • 定期的な点検・メンテナンスの方法

ベランダ発電 実践編(電気代節約術やエコライフのアイデア)

「ポータブル電源とソーラーパネルを活用した節約術やエコライフのアイデアを紹介し、環境に配慮したライフスタイルを促進する。」という目的を持ち、「エネルギーを節約し、環境に優しい生活を送りたい人」を対象にしたコーナーです。

エネルギーの節約や環境に配慮したライフスタイルを送ることは、現代社会においてますます重要なテーマとなっています。

その中でも、ポータブル電源やソーラーパネルの活用は、エネルギーを効率的に利用する上で非常に有効な手段です。

まず、ポータブル電源は、外出先での充電や、停電時の備えとして非常に役立ちます。

また、ソーラーパネルを併用することで、太陽光を利用して充電することができ、電気代の節約にもつながります。

さらに、ポータブル電源を使って、家電製品や照明器具を稼働させることで、節電にもつながります。

また、充電式の電池を使うことで、一度使い捨ての電池を使うよりも、長期的に見てもエコロジカルです。

そして、ソーラーパネルを使って電気を供給することで、地球温暖化を抑制することができます。

太陽光は、再生可能エネルギーであり、化石燃料を使わないため、二酸化炭素の排出量を抑えることができます。

以上のように、ポータブル電源やソーラーパネルを活用することで、エネルギーの節約や環境に配慮したライフスタイルを実現することができます。

私たちは、このような取り組みを積極的に取り入れ、持続可能な社会の実現に向けて、一歩を踏み出すことが大切だと考えます。

ベランダ発電 メンテナンス・トラブルシューティング

ポータブル電源やソーラーパネルは、快適なアウトドアライフや非常時の備えとして欠かせないアイテムです。

しかし、長期間使用していると性能が低下したり、故障したりすることがあります。

そこで、このコーナーではポータブル電源やソーラーパネルのメンテナンス方法やトラブルシューティングを紹介し、長持ちさせる方法や問題解決を支援することを目的とします。

まず、ポータブル電源のメンテナンスについてです。

ポータブル電源を長く使用するためには、以下の点に注意する必要があります。

  • 定期的に充電する:使用しない場合でも、定期的に充電することで、バッテリーの寿命を延ばすことができます。
  • 清掃する:ポータブル電源の本体や充電器の接点に汚れが付着すると、充電がうまく行かなくなることがあります。定期的に清掃することで、接点の汚れを除去することができます。
  • 適切な保管方法を選ぶ:ポータブル電源は、高温多湿や直射日光を避ける場所に保管することが望ましいです。また、長期間使用しない場合は、バッテリーを完全に充電した上で保管することで、バッテリーの寿命を延ばすことができます。

次に、ソーラーパネルのメンテナンスについてです。ソーラーパネルを長く使用するためには、以下の点に注意する必要があります。

  • 定期的に清掃する:ソーラーパネルの表面に汚れが付着すると、光が透過しにくくなり、発電効率が低下します。定期的に清掃することで、表面の汚れを除去し、発電効率を維持することができます。
  • 適切な角度で設置する:ソーラーパネルは、太陽光を効率的に取り込むために、適切な角度で設置する必要があります。また、季節や時間帯によっても、角度を調整する必要がある場合があります。
  • 適切な保管方法を選ぶ:ソーラーパネルは、高温多湿や直射日光を避ける場所に保管することが望ましいです。また、長期間使用しない場合は、表面を汚さないように保管することで、発電効率を維持することができます。

以上が、ポータブル電源やソーラーパネルのメンテナンス方法やトラブルシューティングについての紹介です。

既にポータブル電源やソーラーパネルを持っている人や、これらの製品の維持管理に関心がある人は、ぜひ参考にしてください。

ベランダ発電 最新技術・製品紹介

このコーナーでは、最新のポータブル電源やソーラーパネル関連技術・製品について紹介し、視聴者の知識を更新し、選択肢を広げることを目的としています。

対象者は、新しい技術や製品に興味がある人、最新情報を知りたい人です。

近年、ポータブル電源とソーラーパネル関連技術・製品において、目覚ましい進歩があります。

ポータブル電源の場合、小型軽量でありながら高出力で長時間使用できる製品が多数登場しています。

また、急速充電やワイヤレス充電などの機能も充実しています。

ソーラーパネルについては、高効率でありながら薄型軽量で取り扱いが容易な製品が登場しています。

さらに、太陽光発電と蓄電池を一体化した製品も増えており、より環境に優しく、より実用的な製品が提供されています。

最新のポータブル電源やソーラーパネル関連技術・製品を知り、選択肢を広げることは、自分に合った製品を選ぶために非常に重要です。

各製品の性能や特長を理解し、自分のニーズに合った製品を選ぶことで、より快適で便利な生活を送ることができます。

また、ポータブル電源やソーラーパネルによる自然エネルギーの活用は、地球環境にも大きなメリットがあります。

今後も、より高性能でより環境に優しい製品が登場することが期待されます。

最新の情報をキャッチアップして、自分に合った製品を選びましょう。

ベランダ発電 DIYプロジェクト

「ポータブル電源やソーラーパネルを利用したDIYプロジェクトの手順や材料を紹介し、視聴者が独自のプロジェクトを作成できるように支援する」という目的で、手作りや自作に興味がある人、または独自のソーラーパネルシステムを作りたい人を対象に、構築方法やアイデアを紹介します。

DIYプロジェクトを始める前に、以下の手順を実施する必要があります。

  1. 目的の確定:プロジェクトの目的を明確にすることが重要です。例えば、自宅の電気使用量を減らすことが目的であれば、どのようなパネルを使用するか、どのような電源を接続するかを検討する必要があります。
  2. ソーラーパネルの選択:DIYプロジェクトに使用するソーラーパネルを選択する必要があります。パネルの大きさ、形状、出力などを考慮して、最適なパネルを選択することが重要です。
  3. 電源の選択:プロジェクトで使用する電源を選択する必要があります。ポータブル電源やバッテリー&AC出力のあるインバーターなどがあります。プロジェクトの目的に応じて、最適な電源を選択することが重要です。
  4. 配線:ソーラーパネルと電源を接続するために、適切な配線を行う必要があります。配線の長さや太さ、接続部分のクリップなどを検討し、安全かつ効率的な配線を行うことが重要です。

以上の手順を実施することで、ポータブル電源やソーラーパネルを利用したDIYプロジェクトを始めることができます。

自分だけの独自のシステムを構築して、より快適な生活を送ることができます。

ベランダ発電 Q&Aエピソード