エコフロー リバー 2と車載電気ケトルでお湯を沸かしてみました

EcoFlow RIVER 2と車載電気ケトルでお湯を沸かしてみました ポータブル電源の使い方
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この記事はAC出力の低いポータブル電源でも車内でお湯が沸かせることを検証しています。

水からお湯に沸かすにはかなりの電力が必要となります。基本的にはガスバーナーなど火力の方が効率が良いです。

とはいえ、車内など火を使えない環境で安全にお湯を沸かしたいことがありますよね。

一般的な家庭用電気ケトルですとAC出力1,200W程度必要になります。その出力を扱えるポータブル電源は価格も高額になりますし、重量・サイズが大きくなります。

参考記事:ティファール等の電気ケトルを使えるポータブル電源ってありませんか?1000W以上の出力が必要!

もっとコンパクトに、気軽に車内で温かい飲食を取れないものか?

そこで小型ポータブル電源とシガーソケットから電力を取るタイプの車載電気ケトルでお湯を沸かしてみることにしました。

外回りのお仕事をしている方(管理人も外回りの仕事をしています)やトラック運転手さんの日々のお昼ご飯・休憩時間にも便利。また、大雪での立ち往生対策にも有効だと感じました。

外出先で温かい飲食物を取れるオプションの一つとして低コストなのでおすすめしたい方法です。

ポータブル電源と車載用電気ケトルを使用するメリット」「使用する機器の説明」「実際にポータブル電源でお湯を沸かす」の三項目から構成される記事となります。

ポータブル電源と車載用電気ケトルを使用するメリット

車載用電気ケトルを車内で使用するメリットは以下の通りです。

  • 利便性が高い・・・車内で電気ケトルを使ってお湯を沸かせば、コンロなどの熱源を必要とせず、いつでもどこでも温かい飲み物を作ることができ、便利です。
  • 時間の節約・・・電気ケトルは素早くお湯を沸かすので、時間を節約し、温かい飲み物を早く楽しむことができます。
  • エネルギー効率・・・電気ケトルをDC出力で使用すると、他の加熱方法よりもエネルギー効率的であり、安全に水を沸騰させながら、より少ない電力を消費で済むように設計されています。
  • スペースを節約・・・車載用電気ケトルはコンパクトで、ペットボトル一本分のスペースに収めることができます。貴重なストレージスペースを節約します。
  • 汎用性・・・電気ケトルは、コーヒー、紅茶、スープ、およびその他の温かい飲み物を作るために使用できます、それは車中泊旅行やドライブを快適に過ごすための多目的なツールになります。

結論として、ポータブル電源+電気ケトルを車内で使用するのは、外出先で温かい飲み物を楽しむことができる便利で効率的かつ安全な方法です。

使用する機器の説明

エコフロー リバー 2と車載電気ケトルでお湯を沸かしてみました

今回使用するのは、ポータブル電源「エコフロー リバー 2」、車載電気ケトル「Focustar 車載電気ケトル 350ML 12V」、水、コップ(DINEX)です。

車載電気ケトル「Focustar 車載電気ケトル 350ML」には12V用と24V用があり、一般的な乗用車は12V用を選びます。

電気ケトルの電源はポータブル電源のシガーソケット(DC)から供給します。

当然、車のシガーソケットからも給電できます。電流が8Aなので分岐ソケットで他の機器を繋いでいるときはやめた方が良いと思います。シガーソケット直接なら大丈夫。

350mlまでお湯を沸かすことができて、消費電力は80W。内部は304ステンレス鋼。

一般的な電気ケトルは消費電力1,200Wなので80Wはとても少ない出力で済みます。

その代わりお湯を沸かすために必要な時間が多くなります。

何事もトレードオフなので、時間がかかることを許容できれば、とても便利な製品です。個人的には使い方の工夫でなんとでもなると感じました。

ちょっと惜しいのが電気ケトル側のジャックが最下部にあること。

このことで車のドリンクホルダーに置くことができません。走行中も安定するような箱を作るのも手ですね。100均商品で作ってみようと思ってます。

ポータブル電源のシガーソケットはわりと使い道がないのですが、こういったDCで動く家電だと有効活用できます。

シガーソケットで使える家電は、この電気ケトルの他には「直流炊飯器 タケルくん」シリーズや「ポータブル冷蔵庫」などがあります。

実際にポータブル電源でお湯を沸かす 何分かかるかな?

今回は小さいチキンラーメンを食べるので150mlの水をお湯に沸かします。

結果としては150mlの水が15分で沸きました。別の機会に250mlを沸かしてみたら25分かかりました。1mlあたり1分くらい必要のようです。

流石に家庭用電気ケトルと比べるとかなり時間がかかります。

実際に250mlのお湯を以下の方法で沸かしてみました。

  • 車載電気ケトル(80W)・・・15分
  • 家庭用電気ケトル(1,200W)・・・1分25秒
  • キャンプ用ガスバーナー(SOTO ST-310)・・・1分10秒

しかし、必要電力が10分の1以下なので、スピードと消費電力のトレードオフと考えれば許容範囲ではないでしょうか。

お湯は人間の最も基本的なニーズの一つであり、災害時や旅行中は特に重要です。

キャンプやドライブ旅行、あるいは駐車場で車を停めているときなど、手元にお湯があるとないとでは、得られるものに大きな違いが生まれます。

一例としてお湯の重要性がわかる事例を掲載します。大雪の立ち往生での出来事。雪に限らず、大雨での冠水で通行止めや地震など、いつどのタイミングで立ち往生するかは予測ができません。

結論として、ポータブル電源+電気ケトルを車内で使用するのは、外出先で温かい飲み物を楽しむことができる便利で効率的かつ安全な方法

「いつ解放されるのか不安。お腹が空いて、何かしら胃に入れたい。インスタント食品を持ってきているが、お湯がないので食べられなかった。仕方なく雪をカップに入れてふやけさせて食べた。」

大雪で立ち往生してしまった方の声です。車載電気ケトルがあれば、シガーソケットから電気が取れるのでお湯を沸かすことができます。

外出先で温かい飲食物を取れるオプションの一つとして非常に低コスト!

ポータブル電源とIHクッキングヒーターでお湯を沸かすときにかかる時間

さいごに

エコフロー リバー 2と車載電気ケトルでお湯を沸かしてみました

車載用電気ケトルとポータブル電源を使用する利便性。シガーライターソケットでいつでも、どこでも、車の中でもお湯が使えると言ったらどうでしょう?

それを可能にするのが、ポータブル電源とシガーソケットから給電できる電気ケトルです。

結論として、ポータブル電源+電気ケトルを車内で使用するのは、外出先で温かい飲み物を楽しむことができる便利で効率的かつ安全な方法です。

小型ポータブル電源と車載電気ケトルは、予算をかけずに暖かい飲食を取れる良い組み合わせだと思います。

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