
Twitterで質問をいただいたので記事の形でお返事します。
「車載ポータブル冷蔵庫をアウトドアで使いたい!」
容量や出力はどの程度必要なのか知りたい、とのこと。
管理人は普段からポータブル電源で車載冷蔵庫を使っていますので実例を交えて回答いたします。
車載冷蔵庫は消費電力が少ないのでアウトドアだけでなく、災害時の備えや家で普段使いするのもおすすめです。
アウトドア環境で車載冷蔵冷凍庫を使う方法
車載用冷蔵冷凍庫 15Lを実際にポータブル電源で使ってみる

車載冷蔵庫をポータブル電源で使うには2つの方法があります。
ACコンセントを使う、シガーソケットから電源を取る。
基本的に車載冷蔵庫はDCで動きますのでシガーソケットから電源を取ったほうが効率が良く長く使えます。
シガーソケットの方がコンセントより40%近く消費電力が少ないです。
では、鞄に入ってしまうコンパクトなポータブル電源「EcoFlow RIVER mini」で試してみましょう!
RIVER miniのバッテリー容量は210Whなので、コンセントだと4時間程度、シガーソケットだと7時間程度冷蔵庫を使うことができます。


EcoFlow RIVER miniでも車載冷蔵庫を使うことができました。
容量が210Whと少なめなので長時間使うことは難しいです。
とはいえ、このサイズのポータブル電源で冷蔵庫が使えるというのはアイデア次第で使い道が広がりますね。
ソーラーパネルで充電したり、シガーソケットから走行充電するなどポータブル電源に補充しながら使えば、もっと長時間使うこともできます。
参考記事:BLUETTI EB3Aで車載冷蔵庫を使ってみよう!
参考記事:EcoFlow RIVER miniで車載冷蔵庫を使ってみよう!
車載冷蔵庫に必要な容量の計算方法

車載冷蔵庫を使いたい時間賄えるポータブル電源の探し方です。
必要な容量を計算してみましょう。
少し大きめ42リッターの冷蔵庫を持ってキャンプに行くという設定。

おそらく一番売れているであろう「EENOUR 車載冷蔵庫」を例に。2Lのペットボトルが9本入るサイズです。
この冷蔵庫の消費電力が50Wと記載されています。
車の運転中は車内シガーソケットから給電できます。
キャンプ場に着いてから撤収までの12時間の電力をポータブル電源で賄いたいとします。
単純計算だと600Wh以上必要ということがわかりました。
しかし、ポータブル電源の電力は全て効率的に取り出せるわけではありません。
そこで1.2をかけて少し余裕を持たせます。
そうすると720Wh程度あれば安心して12時間冷蔵庫が使えそうです♪
容量ごとのおすすめポータブル電源は「ポータブル電源おすすめランキング」でご紹介しています。
より安全なポータブル電源をお探しの方にはリン酸鉄リチウム電池を使ったポータブル電源をおすすめします。
参考記事:リン酸鉄リチウム電池を搭載したポータブル電源を紹介します
わからないことがありましたらコメント欄で教えていただければ一緒に考えます。お気軽にどうぞ!
以上、車載冷凍冷蔵庫をアウトドアで使いたい ポータブル電源は何Wh必要?という話題でした。