
このページは、「価格帯ごとのおすすめランキング」「アルファベット順に探せるスペック表」の2コンテンツから成り立っています。
「価格帯ごとのおすすめランキング」では、おすすめポータブル電源を4つの価格帯に分けてご紹介しています。
「アルファベット順に探せるスペック表」は、現在発売されているポータブル電源をアルファベット順に並べてあります。クリックすると当サイトのスペックページに移動します。価格や容量、出力など基本的なデータが掲載されています。
目次をクリックすると各項目に移動できます
価格帯から選ぶ
4つの価格帯に分けて用途とおすすめポータブル電源をご紹介しています。
その価格帯ごとの良さがあるので「使用用途にぴったりなものを選ぶお手伝いができれば!」と思い作りました。
容量の大きさを把握する目安として、「iPhone 13(3,227mAh)」の充電できる回数を使っています。iOSでiPhone 13以上のバッテリー容量のモデルはiPhone Pro Maxシリーズ(11〜13)のみです。
目安
- 予算1万円くらい・・・iphone13が13回以上充電できる
- 予算2〜3万円くらい・・・iphone13が20回以上充電できる
- 予算5万円くらい・・・iphone13が38回以上充電できる
- 予算8万円以上・・・iphone13が90回以上充電できる
予算1万円くらい(10,000円〜19,800円の価格帯)
特徴
予算1万円くらいで考えている方向けのコーナーです。価格の幅は10,000円〜19,800円。
この価格帯だと、容量は150Wh、出力は150W程度となります。
150Whだと、iPhone 13(3,227mAh)が10回以上充電できます。
この価格帯のポータブル電源は、ACコンセントからの出力がたいてい「矩形波」。
簡単にいうと、矩形波は使用できる家電と使用できない家電があります。
ちなみに家庭のコンセントは「正弦波」です。「スマホやタブレットの充電にしか使わない」など割り切った使い方に適しています。
2022年現在、ポータブル電源・モバイルバッテリーの容量が全体的に底上げされていることから、このカテゴリーの品数自体が減っています。
ACコンセントが必要ないならばモバイルバッテリーの方が良いですね。
ACコンセントが必要な方は以下の2種がおすすめです。
1位.Anker PowerHouse 100
1位は「Anker PowerHouse 100」です。カバンに入れて持ち運べる小型軽量モデル。
1kg未満の手のひらサイズで100Wのコンセント(100V)が使えます。LEDライトもついているので出先で災害に遭ってもある程度の安心感があると思います。
また、この価格帯では珍しくAC出力が正弦波です。
信頼のアンカー製、出先での災害対策にも有用!
2位.Gofort ポータブル電源 26400mAh/98Wh
2位は「Gofort ポータブル電源 26400mAh/98Wh」です。このモデルは背面が全面LEDライトになっています。夜釣りをされる方が重宝しそうですね。
最低限の機能(LEDライト、ACコンセント 80W、Type-C出力2口)を搭載していて1万円以下なので選びました。
Gofortという会社は聞きなれないと思いますが、海外ではクラウドファンディングを行うなど製造から販売まで自社でやっているメーカーです。
「少ない容量のポータブル電源にLEDが付いている」ではなくて、「LEDのバッテリーが大容量でスマホも充電できる」と考えると使い道がかなりあると思います。
LEDライトが全面配置で使いやすい
予算2万円〜3万円くらい(19,800円〜39,800円の価格帯)
特徴
予算2万円〜3万円くらいで考えている方向けのコーナーです。価格の幅は19,800円〜39,800円。
この価格帯のポータブル電源はどの家電でも使える正弦波です。詳しくは「ポータブル電源の正弦波とは」でどうぞ!
容量的には300WhでiPhone 13(3,227mAh)が20回以上充電できます。
出力は150W〜300W程度なのでドライヤーや電子レンジは使えません。車用の冷蔵庫やドライヤー(送風)、車載炊飯器(タケルくん)であれば使えます。
手頃な価格で、スマホの充電や扇風機、電気毛布などに使えるのであまり予算をかけたくない方はこの価格帯から選ぶといいと思います。

1位.Anker PowerHouse II 400
"Anker PowerHouse II 400"は防災分野において有益な活用が可能で安全性、機能性、利便性に寄与する製品として認証されています。
ライバルは「Jackery400」。価格・性能はほぼ同等ですが、SOSライトなど災害対策はAnkerに軍配
レビュー記事:【実機レビュー】Anker PowerHouse II 400(セール価格情報の更新もあり)
より安全性が高い製品をお探しの方には「Anker 521 Portable Power Station (PowerHouse 256Wh)」をおすすめします。容量は少なくなってしまいますが、安全性が高いと言われているリン酸鉄リチウムイオン電池を使用しています。
1位.EcoFlow RIVER 288Wh
容量は288Whと多くはありませんが、上位機種と同じように電気ケトル・ドライヤーなどの高出力家電が使えます(家電の電圧を下げて使うので本来のパワーは出ない)。
この価格帯では唯一無二の性能。
もっと容量が欲しくなったら「RIVER専用エクストラバッテリー()」を接続して容量を倍にすることができます。
エントリークラスではありますが、しっかりと拡張性も備えた誰にでもおすすめできる製品です。
レビュー記事:今までにポータブル電源を持っていなくて、あまりコストをかけずに手に入れたい方は「RIVER」がおすすめ
もっとコンパクトなものが良い!という方には「EcoFlow RIVER mini ワイヤレス充電対応」もおすすめ。ハンドヘルドで鞄に入れて持ち歩くこともできます。少し高いですが公式ショップセール時には2万円台になります。
レビュー記事:EcoFlow RIVER mini 2022年にはポータブル電源の売れ筋になりそう!
予算5万円くらい(39,800円〜79,800円の価格帯)
特徴
一番売れ筋の価格帯になります。容量は500Wh以上、出力は500W、大きいものだと800Wほどあります。
ちょっと高いですが、この価格帯のものを備えておくと災害対策として安心!
例えば、500WhあるとiPhone 13(3,227mAh)が33回以上充電できます。
電子レンジやドライヤーなど高出力が必要なものは動きません。ポータブル冷蔵庫や電気毛布、車載炊飯器などには長時間しっかり使えます。
高額なので保証やカスタマーサービスがしっかりしているメーカーのものを選びたい価格帯です。
1位.EcoFlow RIVER Pro
容量は720Whとミドルクラス、さらにドライヤーなど1,200Wまでの家電が若干性能を落としつつも使うことができます。
電気ケトルもドライヤーも使えます。電子レンジは相性もありますが使えるものがあります。
実証実験は「【EcoFlow】RIVERシリーズで使える家電(実演レビュー)」で行っています。
容量が足りなくなったらエクストラバッテリーで倍増できる拡張性もあり。
Jackery708が比較製品になりますが、家電を使いたいならばこちらがおすすめ♪
レビュー記事:高出力(ドライヤーや電子レンジなど)の家電をガシガシ使いたい方は「RIVER PRO」がおすすめ
1位.Anker PowerHouse II 800
「Anker PowerHouse II 400」の電池容量が2倍になったもの。
「Anker PowerHouse Ⅱ 800」は、4人くらいまでの家族・ひとり暮らしの方向けの災害対策に最適化させたモデルであると言えるでしょう。
他社メーカーのポータブル電源や既存モデルと比較してみると、災害時に必要な機能をしっかりとコンパクトに詰め込んだ質実剛健な製品です。
普段使いにも緊急時にも役立つ2種のLEDライトも便利(下部に動画を掲載しています)。
Jackeryやスマートタップの同価格帯よりも性能は上。
「MONOQLO BEST BUY(大容量バッテリー)」受賞(MONOQLO (モノクロ) 2021年 6月号)
このモデルも十分安全性が高いですが、さらに安全なものをお探しの方には「Anker 535 Portable Power Station (PowerHouse 512Wh)」をおすすめします。従来のリチウムイオン電池より、安全性が高く、寿命が長いリン酸鉄リチウムイオン電池を使っています。
レビュー記事:Anker PowerHouse II 800をセールで購入!実機レビューとQ&A
3位.BALDR PIONEER500
3位.BLUETTI EB70
5位.Jackery ポータブル電源 708
予算8万以上
特徴
予算8万以上で考えている方向けのコーナーです。価格の幅は80,000円〜。
この価格帯だと、容量は1000Wh、出力は1000W以上となります。
1,500Whだと、iPhone 13(3,227mAh)が100回以上充電できます。