
2023年上半期のおすすめランキング第1位はエコフロー デルタ 2!予算を抑えたい方や初めて購入するので入門モデルを探している方にはエコフロー リバー 2かBLUETTI EB3Aをおすすめ致します。

このページは、「価格帯ごとのおすすめランキング」「アルファベット順に探せるスペック表」の2コンテンツから成り立っています。
「価格帯ごとのおすすめランキング」では、おすすめポータブル電源を3つの価格帯に分けてご紹介しています。
「アルファベット順に探せるスペック表」は、現在発売されているポータブル電源をアルファベット順に並べてあります。クリックすると当サイトのスペックページに移動します。価格や容量、出力など基本的なデータが掲載されています。
短評
2023年上半期は「リン酸鉄リチウムイオン電池搭載モデル+次世代パススルー」が後悔の少ない選択になります。
まず、低価格帯では「BLUETTI EB3A」がイチオシ。簡易UPSとして使えて高出力、さらに実売3万程度。市場勢力図を一気に変える大ヒット製品です。
予算に制限がないならば家全体をカバーできるシステムにも組み込める「EcoFlow DELTA Pro」をおすすめしたい。拡張性の高さは家族を守る一助となるでしょう。
ホームシステムまではいらないが、安全性の高い製品でしっかり家電を使いたい方には「EcoFlow DELTA2」が相応しいと考えます。JackeryやAnkerといったライバルだけでなく既存自社製品も過去のものとしてしまう素晴らしい完成度を誇ります。ポータブル電源全ての中で最もおすすめしたい製品!
価格帯から選ぶ
3つの価格帯に分けて用途とおすすめポータブル電源をご紹介しています。
その価格帯ごとの良さがあるので「使用用途にぴったりなものを選ぶお手伝いができれば!」と思い作りました。
- 予算2〜5万円くらい・・・スマホやタブレットなどのガジェットや小電力の家電に向いている
- 予算5〜10万円くらい・・・IHクッキングヒーターや省エネドライヤー、複数人での災害用備蓄に向いている
- 予算10万円以上・・・高出力の家電(電子レンジ・電気ケトル・ドライヤーなど)をフルに使いたい方向け
アイテム名の後ろに(リン酸鉄リチウム)と入っているものは安全性が高く、高寿命と言われているリン酸鉄リチウム電池搭載モデルです。
リン酸鉄リチウム電池だけから選びたい方は「リン酸鉄リチウム電池を搭載したポータブル電源を紹介します」という記事をご利用ください♪
予算 20,000円〜50,000円の価格帯
予算5万円以下で考えている方向けのコーナーです。価格の幅は20,000円〜50,000円。
このサイズの製品は「スマホやタブレットの充電にしか使わない」など割り切った使い方に適しています。
容量と出力に制限があるので、ACコンセントは電気毛布や車載冷蔵庫など消費電力が少ない家電に限定されますね。
とはいえ、突然の停電時などあるとないとでは雲泥の差。
初めて購入する方はこのクラスから選ぶと後悔が少ないと思います。
Anker PowerHouse 100
1つ目は「Anker PowerHouse 100」です。カバンに入れて持ち運べる小型軽量モデル。
1kg未満の手のひらサイズで100Wのコンセント(110Vなので注意)が使えます。
モバイルバッテリーの延長線上にある製品。
LEDライトもついているので出先で災害に遭ってもある程度の安心感があると思います。
信頼のアンカー製、出先での災害対策にも有用!
SmartTap PowerArQ mini 2(リン酸鉄リチウム電池)
- 停電対策ブック・LEDランタンが付属し災害対策に向いている
- スマートタップには修理部があるのでアフターフォローが他社より秀でている
- 15Wのワイヤレス充電付き
停電対策ブックが付属する災害対策に特化したポータブル電源です。
性能自体は特筆すべき点はありませんが、カスタマーサービス・アフタフォローの質は抜群です。
ちゃんとした日本語で対応してくれる数少ないメーカー。
スマートタップ社は修理部を創設して、しっかりとメンテナンスも行なっています。
売って終わりではないので信頼できるブランドと言えるでしょう。
レビューはこちらから 「SmartTap PowerArQmini2 Anker・EcoFlow・BLUETTIとの比較あり」
BLUETTI EB3A(リン酸鉄リチウム電池)

- 定格出力600W、場合によっては1,200Wまでの家電が使えます
- UPS(無停電電源装置)付き
- PD100W・LEDライト付き・ワイヤレス充電あり・アプリ操作可能
管理人も購入し、デスクの上で使っています。
定価3万円台でリン酸鉄リチウム電池搭載、出力600W、PD100W、アプリでも操作可能と破格の能力です。
エントリークラス市場がガラッと変わってしまうほどのインパクト。
「何を買えばいいかわからないなぁ」という方にもおすすめできる、質実剛健かつ先進性もある製品♪
参考記事:BLUETTI EB3A 実機レビュー ポータブル電源入門の定番に!
参考記事:BLUETTI EB3A をソーラーパネルで充電してみよう!(実機レビュー)
参考記事:BLUETTI EB3Aで車載冷蔵庫を使ってみよう!

Anker PowerHouse II 400

アウトドア・災害対策に最適な容量と利便性の好バランスモデルで最初の一台にもってこい。一人暮らしで災害対策を兼ねて探している方には大変おすすめです。
Anker PowerHouse II 400は防災分野において有益な活用が可能で安全性、機能性、利便性に寄与する製品として認証されています。
ライバルは「Jackery400」。価格・性能はほぼ同等ですが、SOSライトなど災害対策はAnkerに軍配
参考記事:【実機レビュー】Anker PowerHouse II 400(セール価格情報の更新もあり)
参考記事:炊飯器 タケルくんとポータブル電源 Anker PowerHouse II 400でご飯を炊く
より安全性が高い製品をお探しの方には「Anker 521 Portable Power Station (PowerHouse 256Wh)」をおすすめします。容量は少なくなってしまいますが、安全性が高いと言われているリン酸鉄リチウムイオン電池を使用しています。
エコフロー リバー 288Wh
RIVERシリーズで一番お求めやすい価格のモデルです。
容量は288Whと多くはありませんが、上位機種と同じように電気ケトル・ドライヤーなどの高出力家電が使えます(家電の電圧を下げて使うので本来のパワーは出ない)。
もっと容量が欲しくなったら「RIVER専用エクストラバッテリー」を接続して容量を倍にすることができます。
エントリークラスではありますが、しっかりと拡張性も備えた誰にでもおすすめできる製品です。
レビュー記事:今までにポータブル電源を持っていなくて、あまりコストをかけずに手に入れたい方は「RIVER」がおすすめ
TogoPower ADVANCE500

ビックカメラで取り扱いがあるので知名度が増してきたTogoPower株式会社。
アメリカに本社を置き、日本では埼玉に拠点を作りカスタマーサービスを行っています。
TogoPower株式会社にはTogoPowerとBALDRブランドがあり、今回はTogoPowerブランドのADVANCE500をご紹介。
特徴的ですがキャンプ場だと不思議に映えるカラーリングです。
この製品のメリットは「わかりやすいこと」。さまざまなポータブル電源を触ってきましたが一番使いやすいです。
持ち手の部分と側面にあるLEDライトも停電時に大活躍。
ポートが全てカバーで保護され、USBが全て急速充電なのも便利。
出力制限ありますがIHクッキングヒーターも使えます。
カラーが気にならなければ、スペックバランスの良い初心者向けの製品といえます。
参考記事: TogoPower ADVANCE500 実機レビュー
参考記事:ポータブル電源とIHクッキングヒーターでお湯を沸かす TogoPower ADVANCE500編
参考記事:BALDR PIONEER500 アメリカ企業発 いいとこ取りのポータブル電源 | 実機レビュー
予算 50,000円〜100,000円の価格帯
ちょっと高いですが、この価格帯のものを備えておくと災害対策として安心!
例えば、500WhあるとiPhone 13(3,227mAh)が33回以上充電できます。
電子レンジやドライヤーなど高出力が必要なものは完全には動きません。
ドライヤーならターボは使わず温風モードで、IHクッキングヒーターなら出力に合わせて使えます。
ポータブル冷蔵庫や電気毛布、車載炊飯器などには長時間対応可能!
高額なので保証やカスタマーサービスがしっかりしているメーカーのものを選びたい価格帯です。
EcoFlow RIVER Pro

RIVERシリーズで最も売れていて汎用性の高いタイプ。
容量は720Whとミドルクラス、さらにドライヤーなど1,200Wまでの家電が若干性能を落としつつも使うことができます。電気ケトルもドライヤーも使えます。電子レンジは相性もありますが使えるものがあります。
実証実験は「【EcoFlow】RIVERシリーズで使える家電(実演レビュー)」で行っています。容量が足りなくなったらエクストラバッテリーで倍増できる拡張性もあり。Jackery708が比較製品になりますが、家電を使いたいならばこちらがおすすめ♪
参考記事:高出力(ドライヤーや電子レンジなど)の家電をガシガシ使いたい方は「RIVER PRO」がおすすめ
参考記事:EcoFlow RIVER Proをソーラーパネルで充電する3つの方法|実機レビュー
Anker PowerHouse II 800

Ankerのポータブル電源としては上位モデルとなります。「Anker PowerHouse II 400」の電池容量が2倍になったもの。
「Anker PowerHouse Ⅱ 800」は、4人くらいまでの家族・ひとり暮らしの方向けの災害対策に最適化させたモデルであると言えるでしょう。
他社メーカーのポータブル電源や既存モデルと比較してみると、災害時に必要な機能をしっかりとコンパクトに詰め込んだ質実剛健な製品です。
普段使いにも緊急時にも役立つ2種のLEDライトも便利。
Jackeryやスマートタップの同価格帯よりも性能は上。「MONOQLO BEST BUY(大容量バッテリー)」受賞(MONOQLO 2021年 6月号)。
参考記事:Anker PowerHouse II 800をセールで購入!実機レビューとQ&A
参考記事:Anker PowerHouse II 400・800 LEDライトの使い方と明るさチェック!
このモデルも十分安全性が高いですが、さらに安全なものをお探しの方には「Anker 535 Portable Power Station (PowerHouse 512Wh)」をおすすめします。
従来のリチウムイオン電池より、安全性が高く、寿命が長いリン酸鉄リチウムイオン電池を使っています。
予算 100,000円以上の価格帯
10万円以上の製品に期待するのは、家電がある程度使えること。
高くても性能が低いものもありますので除外しています。
また、高額なのでカスタマーサービスや保証がしっかりしているメーカーだけを選んでいます。
EcoFlow DELTA mini

EFDELTAの機能進化したミニ版。女性でも片手で持てる重量(11kg)なのに生活家電のほとんどが使えます。
頻繁に場所を動かしたり、車への積載・積み下ろしを繰り返す場合はこれ以上重いとかなり億劫ですね。
出力は1,400W(AC5口)なので一般的な家電はほぼ使うことができます。容量も882Whと普通に使う分には十分。
長期の旅の場合は160Wソーラーパネルと組み合わせる使い方をおすすめします。
セールだと10万円以下になります。10万円以下で家電がしっかり使える製品はDELTA mini以外ほぼありません。
参考記事:EcoFlow DELTA mini 実機レビュー | 女性が片手で持てるコンパクトさで家電が使える!
参考記事:EcoFlow DELTA miniで電子レンジを使う&ファンの音をチェック
EcoFlow DELTA1000

2020年にクラウドファンディングで2.8億円集め話題になったEFDELTAの進化版。少しコンパクトになりました。
出力は1,600W(AC6口)なので一般的な家電はほぼ使うことができます。
容量も1,000Whを超えているので普通に使うには十分。
Jackery ポータブル電源 1000の対抗機で全ての性能で上回りつつ、お買い得な製品です♪
参考記事:EcoFlow DELTA1000 実機レビュー 1,000Whクラスの大本命!
アイリスプラザ ポータブル電源 HPPS1200-R(リン酸鉄リチウム電池)
- 容量1,228Wh・出力1,000W(100V)とある程度の家電が使えるパワーあり
- 防災・減災に力を入れているアイリスオーヤマが取り扱っている安心感
- 両サイドにあるLEDライトが災害時に有用
宮城県仙台市青葉区に本社を置くアイリスオーヤマ株式会社の製品です。
新興企業が多いポータブル電源業界のなかで、アイリスオーヤマのような有名な日本企業が販売していること自体に価値があります。日本製、それが無理ならばちゃんとした日本企業のポータブル電源が欲しい、という方は多いと思います。
定格1,000Wなので使える家電は限られます。アイリスオーヤマのIHクッキングヒーターなどと組み合わせれば料理は可能ですね。
地味にPD65Wは入出力できますし、両脇についているLEDライトは片面ずつの使用もできます。
基本的な性能は抑えつつ、価格も控えめ。アイリスオーヤマの信頼度も重なり、かなりコストパフォーマンスの高い製品になっていると思います。
レビューはこちらから 「日本企業アイリスオーヤマのポータブル電源をご紹介 リン酸鉄リチウム電池」
EcoFlow DELTA2(リン酸鉄リチウム電池)

- 容量1,024Wh・出力1,500Wで90%の家電が使える
- 一般的なポータブル電源は80%までの充電に約5~9時間必要なのに対し、デルタ 2はその約7倍速のわずか50分で充電可能
- デルタ 2専用エクストラバッテリーおよびDELTA Max専用エクストラバッテリーで拡張できる
- リン酸鉄リチウムイオン電池が搭載、充放電サイクルが3,000回以上で10年間は使用できる
- 容量を最大3,040Whまで増設可能
- パススルー充電に対応。ACコンセントに繋いでいるときはバッテリーを介さず家電に直接給電します
- スマホアプリで操作ができる
- 5年間のメーカー保証
EcoFlow社待望のリン酸鉄リチウムイオン電池搭載普及モデルです。
出力は1,500Wあるので電子レンジ等ほぼ全ての家電を動かせます。容量が心許ない感じもしますが問題なし。
デルタ 2専用エクストラバッテリー・DELTA Max専用エクストラバッテリーを増設することで最大3,040Whまで拡張可能。
3,000回の充放電サイクル+高寿命、バッテリーの拡張性と長年使っても時代遅れになりにくい製品です。
メーカー保証も5年間ありますので安心して購入できるおすすめポータブル電源!
管理人も購入しました。
参考記事:エコフロー デルタ 2 実機レビュー 家電使用、パススルー、充電スピードを実証実験
参考記事:EcoFlow DELTA2とRIVER Pro 電気ケトルでお湯が沸く時間を検証
参考記事:EcoFlow DELTA2に接続可能 Kohree ソーラーパネル 100W

Anker 757 Portable Power Station(リン酸鉄リチウム電池)
- 最大5年保証
- 容量1,229Wh・出力 電子レンジをも動かせる1,500W
- 急速わずか1時間で80%まで充電
- 6000系アルミニウム合金で支柱やプレートなどメインフレームを構築(優れた耐衝撃性能)
- 無停電電源装置 (UPS) 機能を搭載(20ミリ秒)
- 価格が比較的抑えられている
「Anker 757 Portable Power Station」という名称で、Anker521・Anker535に連なるリン酸鉄リチウム電池搭載シリーズとなります。
素晴らしいのが「最大5年保証」を謳っていること。ポータブル電源選びで最も重要な要素の一つが「安全性と保証」。この点Ankerはダントツですね。
排熱の仕組みや本体の頑丈さ、トリクル充電対応など細かい部分までしっかり考えられています。
リン酸鉄リチウム製品は製品寿命の長さがメリット。保証期間が5年と長いため製品寿命の大半をカバーできるのが強み。
参考記事: Anker 757 Portable Power Stationの比較レビュー(Jackery・EcoFlow)
SABUMA ポータブル電源 S2200

- リビングの雰囲気に調和するデザイン
- 基本性能も容量2,258Wh・出力2,000Wとエアコンや電子レンジもしっかり動かせる
- 高級感あるレザーカバーやスタッキングテーブルで格好良く
「SABUMA ポータブル電源 S2200」を販売する株式会社アピロスは本社 港区白金台、生産拠点 新潟県長岡市に構えます。
2011年に薄膜コーティング装置メーカーとして創業し、現在はポータブル電源事業を含め幅広く展開しています。
10年以上事業を継続している点からカスタマーサービスもしっかりとしたものが期待できます。
完全な日本製ポータブル電源はほとんど存在しないので、しっかりとした日本企業が販売している製品であることも大事な購買要素だと思います。
性能もJackeryやEcoFlowといった製品と比べても遜色なく、デザイン性は優れていると感じます。
普段からリビングでインテリアの一部として使用しつつ、キャンプや災害時は慌てることなく使いこなすことができる。
防災も考えつつ、空間調和性を大事にする方におすすめしたいポータブル電源です。
参考記事:SABUMA ポータブル電源 S2200 空間調和性に優れたデザイン 実機レビュー
EcoFlow DELTA Pro(リン酸鉄リチウム電池)

- 最大容量21,600Wh・最大パワー6,000W(ほぼ全ての家電が長時間使える)
- 3,600Whという大容量をわずか「2.4時間で80%、3.1時間でフル充電」で可能な超高速充電
- 全国のEVステーションで充電できる機能を搭載
本格的に、個別発電テクノロジーを駆使したあたらしいライフスタイルの構築ができる製品です。
DELTA Proと400Wのソーラーパネル3枚連結すると1,200Wの発電が可能。
ガリソンで発電してDELTA Proに電力を供給できる「スマート発電機」も発売されました。
「ポータブルクーラーWave」や電力システムを統治する「エコフロー パワーシステム」などエコシステムを構築する製品が次々と発表されています。
拡張性や周辺機器も含めて、超大容量ポータブル電源では一番おすすめできる製品です。
参考記事: EcoFlow DELTA Pro 実機レビュー あなたの暮らしを守り、生活を変えるポータブル電源
ここからはアルファベット順にポータブル電源を並べてあります。