ポータブル電源でドライヤーや電子レンジが使いたいな!という方に朗報。スーパー大容量ポータブル電源が発表されました。しかも、16万円以下という、なんとか手に入れられそうな価格。
2019年10月には「suaoki G1000」が発売開始。そして、2020年1月に、「EcoFlow社」が出力1600W、容量1260Whのポータブル電源「EFDELTA(イーエフデルタ)」を発売。
2020年1月の一般発売に先駆けて、2019年11月15日からクラウドファウンディング「Makuake(マクアケ)」にて先行販売し、過去最高額を集めました。
2020年4月28日からはエコフロー公式サイトで予約が始まりました。
現在はアマゾンや楽天、家電量販店で発売中です。
【EFDELTA】発売日・購入方法・購入店舗情報(4/28予約開始)
この記事では、大容量ポータブル電源の「suaoki G1000」「suaoki G1200」と「EFDELTA(イーエフデルタ)」を比較してみたいと思います。
「EFDELTA(イーエフデルタ)」とは
EcoFlow公式サイトを参考に記述します。公式サイトは英語なので意訳したものです。
特徴
- 独自開発のX-Stream充電技術を搭載し、一般的なポータブル電源で数時間以上かかる再充電時間を、0から80%までの充電で約1時間、フル充電でも2時間以下を実現。
- 出力方法はAC電源(6つ)、USB(4つ)、USB-C(2つ)、シガーソケットなど、様々な出力方式に対応。
- 出力1600W(サージ3100W)の大出力でEVにも充電可能。電子レンジや炊飯器、ドライヤーなどの消費電力の大きな家電製品に使える。
- 異常な大出力が発生した場合は、ブレーカーシステムがAC・DC出力をそれぞれ独立して給電をカット。正常動作している他の接続デバイスには電力供給を継続。
- 独自開発のBMS(バッテリーマネージングシステム)により、1年間保管してもロス放電は数%。
- 本体をコンセントに接続したままで電力出力が可能(パススルー)、普段からデバイスの充電ステーションとして活用可能。つまり無停電電源装置(UPS)機能。
- 本体への給電が止まると20ms(ミリセカンド)でバッテリーからの電力共有に切替るので無停電電源装置(UPS)として使える。
- 電気自動車の緊急バックアップ電源として使用可能、フル充電で最大約12km走行可能
特に最後の「電気自動車の緊急バックアップ電源として使用可能、フル充電で最大約12km走行可能」はすごいですね。
ここにソーラーパネルをプラスすれば、停電などの災害対策に最強の組み合わせになりそう。ソーラーパネルだと、最大400W入力だそうです。
また、ソーラーパネル充電はパススルー充電に対応しています。
EFDELTAはソーラーパネルでのパススルー充電に対応しているか?
EF ECOFLOWとは?
2017年設立のECOFLOWはカリフォルニア州サンフランシスコと中国の深センにオフィスを構えています。
「EcoFlowの使命は、新しいテクノロジーを活用して包摂を促進し、電力不足が経済成長と発展を阻害する世界の地域の生活水準の向上を支援すること」だそうです。詳しくは以下の公式サイトに記載されています。
海外でもさまざまなショップで売られていて、高評価を得ています。日本に入ってきたのは2019年になってからですが、海外では2017年からRiver370を販売していて、高い評価を得て信頼されるブランドです。
2019年5月9日にはシリーズA+で数千万元(数億円)を調達。累計調達額は約1億元(約15億円)。シリーズAなので、「顧客が増え始める成長ステージにいる」と捉えられています。EcoFlow社は将来を有望視されているベンチャー企業のようです。
「suaoki G1000」「suaoki G1200」「EFDELTA(イーエフデルタ)」を比較
大容量ポータブル電源の人気機種と「EFDELTA(イーエフデルタ)」のスペックを比較してみます。
大容量ポータブル電源3種
アイテム名 | 価格 | 容量 | 定格出力 | 最大出力 | 重量 | 費用対容量 |
---|---|---|---|---|---|---|
G1000 | 179,880円 | 1182Wh | 1000W | 2000W | 23kg | 152.1円 |
G1200 | 169,880円 | 1200Wh | 1000W | 2000W | 12.6kg | 141.5円 |
EFDELTA | 159,500円 | 1260Wh | 1600W | 3100W | 13.6kg | 129.6円 |
スーパー大容量ポータブル電源「EFDELTA(イーエフデルタ)」 まとめ
発売後、大変な売れ行きのようです。
だいぶ口コミ・レビューが集まってきたので記事にまとめました。
EFDELTA 1300-JP(イーエフデルタ)/エコフロー【口コミまとめ】
2020年7月にはEFDELTAの競合比較製品が登場しました。
【2000W・容量1700Wh】大容量ポータブル電源「MONSTER X」【EFDELTAを超えた?】
以上、出力1500Wを超えるポータブル電源が登場 EFDELTA(イーエフデルタ)という話題でした。