2021年3月25日よりポータブル電源のトップブランドJackeryより新シリーズが発売されます。
現在発表されているラインナップは「Jackery Ace 1500」「Jackery Ace 2000」の二種です。
「できること、ふやそう」がキャッチフレーズ!
まずは「Jackery Ace1500」から先行で発売され、「Jackery Ace2000」は2021年下旬とのこと。
「Jackery Ace1500」の気になる価格は、176,000円!
1500Whクラスだと、妥当かちょっと高めかな。
出力や新機能を加味すると安く感じます。
特徴
- 容量1,500Wh
- 定格出力1,800W
- 3.5時間で満充電
- 充電効率アップ(ツインターボ)
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大容量ポータブル電源を再定義!
3月25日から、皆様の待ち望んでいた #Jackery ポータブル電源 Ace1500は販売開始!
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— Jackery Japan【公式】 (@jackeryjapan) March 25, 2021
Jackery ポータブル電源 Ace1500を公式サイトでチェック
「新製品発表会 Jackery ポータブル電源 Aceシリーズ」について
発売に先立って、3/24にYoutubeにて「新製品発表会 Jackery ポータブル電源 Aceシリーズ」が行われました。
出演が、バイきんぐ西村さん、じゅんいちダビッドソンさん、鷲見玲奈さん、大原優乃さんとポータブル電源業界とは思えない豪華さ(全員知らない人だけど 笑)。
Jackeryは、Jackery Aceシリーズでポータブル電源業界トップになるなぁ。PR力がずば抜けてるわ🧐
— POWERBANKS@ポータブル電源の選び方ガイド (@powerbanks51) March 24, 2021
YouTubeライブでしたが公開映像が消されてしまいました、残念。
レビューは「Lantern」さんのものが一番わかりやすかったです。
【最速レビュー】Jackeryから最大クラスの出力と容量を誇るポータブル電源「Ace1500」が登場!2021年はこれがおすすめ!
「Jackery Ace1500」を他ブランドの1500クラスのポータブル電源と比較する
「Jackery Ace1500」の良さは、容量の多さ、出力の高さだけではなく新技術がたくさん盛り込まれて安全性が高くなっていることです。
そういった安全性は数値化できないので、ここでは容量や出力、価格などを他社のポータブル電源と比較してみます。
それぞれに良いところがありますので、必要としている要素を持ったポータブル電源を選ぶ一助になれば!
今回、「Jackery Ace1500」と比較するのは以下の3種。
- EcoFlow RIVER Pro+エクストラバッテリー
- EcoFlow EFDELTA
- BLUETTI AC200
品名 | 価格 | 容量 | 出力 | 重量 | 最速充電時間 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|---|---|
Ace1500 | 176,000円 | 1488Wh | 1800W | 15kg | 5.5時間 | Jackery公式サイト |
RIVERPRO | 128,200円 | 1440Wh | 600W(1200W) | 14.2kg | 3時間 | エコフロー公式サイト |
EFDELTA | 159,800円 | 1260Wh | 1600W | 13.6kg | 2時間 | エコフロー公式サイト |
AC200 | 239,800円 | 2000Wh | 2000W | 27.5kg | 3.5時間 | bluetti公式サイト |
「EcoFlow RIVER Pro+エクストラバッテリー」と「Jackery Ace1500」の比較
「EcoFlow RIVER Pro」と「Jackery Ace1500」を比べてみます。
「EcoFlow RIVER Pro」は、クラウドファンディングで5億円以上を集めたRIVERシリーズの上位モデルです。
「EcoFlow RIVER Pro」にエクストラバッテリーを接続することで1440Whになります。

容量は同じくらいですが価格差が5万円近くあります(EcoFlow RIVER Proが安い)。
出力は大きく「Jackery Ace1500」の勝ち。高出力家電(電子レンジ・ドライヤー・電気ケトルなど)を常用する予定の方は「Jackery Ace1500」の方が良いですね。
「EcoFlow RIVER Pro」は定格600Wですが、高出力電化製品の「電圧を下げる」ことで作動させる(X-Boostテクノロジー)ことができます。
電気ケトルや電子レンジ、ドライヤーも完全なパフォーマンスではありませんが動かすことができます。
【EcoFlow】RIVER 600シリーズどれを選べばいいのかな?【他ブランドとの比較・使える家電の紹介】
重量は同じくらい。しかし、「EcoFlow RIVER Pro」はエクストラバッテリーを分割できるので必要ない時は半分の重量になります。
本体への充電時間は「EcoFlow RIVER Pro」の勝ち。
「EcoFlow RIVER Pro」は3時間、「Jackery Ace1500」は5.5時間。
「Jackery Ace1500はツインターボシステム搭載により3.5時間で満充電」と書かれていますが、別売りのACアダプターを購入し、二系統で充電した場合の数値です。
公式サイトには記述が見つからなかったので楽天市場の商品ページから引用します。
※ACアダプターは1つのみ付属されています。2つ目は別途購入が必要です。
※付属品の販売時期は未定です。
参照:Jackery ポータブル電源 Ace1500(楽天市場)

エコフロー公式サイトで、RIVER Pro単体、160Wソーラーパネルセットが25%オフになっています(1/31まで)
「EcoFlow EFDELTA」と「Jackery Ace1500」の比較
「EcoFlow EFDELTA」はクラウドファンディングで人気を集めたポータブル電源です。
「テスラに充電できる!」という謳い文句を初めて使ったポータブル電源じゃないかな。
容量は200Whほど差がありますが(Ace1500が多い)、出力がともに1500W以上でたいていの家電が使えることから比較対象としました。
価格は「EcoFlow EFDELTA」が2万円ほど安いです。また、発売から時が経っているのでセールなどで13万円位になることがあります。
重量は「EcoFlow EFDELTA」が1.5kgほど軽いです。
充電時間は「EcoFlow EFDELTA」が2時間、「Jackery Ace1500」が5.5時間ということでかなり差がありますね。
EFDELTA 1300-JP(イーエフデルタ)/エコフロー【口コミまとめ】
「BLUETTI AC200」と「Jackery Ace1500」の比較
BLUETTIには「BLUETTI EB150」という1500Wh、1500Wと性能が近いものがあるのですが発売から時間が経っていて性能的に比較対象にならないため「AC200」を選びました。
「BLUETTI AC200」は、アメリカのクラウドファンディングサイトIndiegogoで史上最高支援額6.6億円超え。
価格は「Jackery Ace1500」が6.4万円ほど安い。
容量・出力ともに「BLUETTI AC200」の方が優っています。
「BLUETTI AC200」は、2000Wh、2000Wと桁外れなので仕方ないですね。
重量は、「BLUETTI AC200」が27.5kg、「Jackery Ace1500」が15kgとかなり差があります。
これには理由があり、「BLUETTI AC200」はリン酸鉄系リチウムイオン電池を使用しています(Aceは三元系リチウムイオン電池とのこと)。
リン酸鉄系リチウムイオン電池は、電池内で発熱はあっても熱暴走が起こりにくく、安全性が高いと言われている電池です。
そのかわり、エネルギー密度が低くく、他の材料のリチウムイオン電池と比べて重くなるという欠点があります。
本体への充電時間は「BLUETTI AC200」の方が速いです。
「Jackery Ace1500」が5.5時間、「BLUETTI AC200」が3.5時間。
東京都が「帰宅困難者向け電源確保の取り組み」として、「BLUETTI EB150」を導入しています。
BLUETTI社は地方公共団体からも信頼されているメーカーのようですね!
小池知事定例記者会見でEB150が紹介されました | 災害対策として電源を確保しよう!
どちらも良い製品なので、予算と用途に応じて選んでくださいね。
まとめ:ポータブル電源はJackery一強かな
「Jackery Ace1500」の品質の素晴らしさは当然なのですが、PRがとてもすごかったです。
新製品発売までのPR方法や芸能人を使った宣伝、TVCMも打ち始めました。
認知度が低いポータブル電源業界の中で、一つ抜けた存在になりつつあるようです。
Jackeryを先頭にポータブル電源の存在自体が幅広く知られていくといいな、と思います。
一家に一台あるだけで、どれだけ災害時に生存率が高まるか。
手に入れやすい価格帯になってきているので、知ってもらえれば備蓄の中の一つになるのではないかな。
少し高額ですが、あらゆる家電が使えるため安心感は抜群。
容量が大きいと不具合や故障も怖いですがJackeryならば万全の体制があるのでおすすめできます!
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以上、Jackery Ace1500 登場!EFDELTAやRIVERと比較という話題でした♪