POWERNESS ポータブル電源 Hiker U500とソーラーパネルでベランダ発電を始めよう!

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2023年は、さまざまな要因で資源が高騰していて光熱費も値上がりしています。夏には電力需給が逼迫し計画停電があるかもしれません。少しでも電気代を節約するため、この機会に自分で電力を賄う方法を試してみてはいかがでしょうか?

おすすめの初心者向けポータブル電源として、「POWERNESS ポータブル電源 Hiker U500」と「POWERNESS ソーラーパネル 120W」をご紹介します。

このセットの最大の魅力は軽さ!ポータブル電源は同スペックの製品よりも30%ほど軽量です。据え置きではなく、天気の状況を見てベランダに設置するものなので、取り回しが楽な軽量なものが好ましいと思います。

Powernessはポータブル電源回収サービスを提供しています。このようなサービスは、Ankerなどごく一部のメーカーしか行っていないため、カスタマーサービスへの力の入れようがわかります。

この記事では、POWERNESS ポータブル電源 500WとPOWERNESS ソーラーパネル 120Wを利用したベランダ発電キットの魅力と、自分で電力を賄うメリット、そしてなぜこの製品が初心者にもおすすめなのかをお伝えします。

製品概要と主な特徴

アイテム名POWERNESS ポータブル電源 500W
型番Hiker U500
メーカーPOWERNESS
価格41,900円
容量(Wh)515Wh
出力(W)500W
サイズ横260×高さ173×奥行き170mm
約5.2kg
バッテリーリチウムイオンバッテリー
費用対容量(1Whあたり単価)81.4円
電気の波形正弦波
出力(AC出力・DC出力・USB)AC:2口
DC/シガーソケット:3口
USB:4口(18W×1/12W×3)
Type-C:1口(双方向 PD 60W)
ワイヤレス充電10W

人によっては、バッテリーが三元系リチウムイオン電池である点が大きなデメリットになるかもしれません。

「Hiker」という名前からわかるように、コンセプトは軽量で持ち運びがしやすい製品です。リチウムイオンバッテリーのメリットは、リン酸鉄リチウムイオンバッテリーと比較して軽量であることです。一方、リン酸鉄よりも安全性に劣るため、軽量でコンパクトな代わりに、安全性に関してはトレードオフの関係にあります。

ポータブル電源の火災事件・爆発・危険事象のニュースをまとめています」の記事にもまとめてありますが、リチウムイオンバッテリーの事故は素性のわからない会社の粗悪な製品か使用者のミスです。管理人もまだまだリチウムイオンバッテリーのポータブル電源を使っています。

POWERNESS社では、リン酸鉄リチウムイオンバッテリーを搭載した製品もラインナップにありますので、より安全性を求める方はそちらをご覧ください。

参考商品:Hiker U1500(POWERNESS公式サイト)

デザインと同梱物

POWERNESS ポータブル電源 500W

では、外装からチェックしていきましょう。

ボディはUL94規格の難燃性素材を使用しています。

出力ポートと入力ポートが前面に揃っています。ACコンセントは縦並びで間隔が狭いため、2つのポートを同時に使用する場合は注意が必要です。

ワイヤレスも含めて、スマホ充電に使えるポートが6口あります。ガジェット充電にはとても向いていると言えますね。

POWERNESS ポータブル電源 500W

ディスプレイがとても見やすいです。晴れた野外でもこの見え方ですので室内ではもっとくっきりしています。

この液晶は表示もシンプルで、過不足なく必要な情報を提供してくれるため、必要十分でしょう。

POWERNESS ポータブル電源 500W
POWERNESS ポータブル電源 500W

ACコンセントは約101Vです。

どの家電を使用しても問題ないでしょう。

Powernessポータブル電源は周波数50Hz/60Hz切り替え可能

周波数は50Hz/60Hzに対応しています。日本国内であれば、どこでも使用できます。

背面と裏面は画像の通り。

POWERNESS ポータブル電源 500W

上面はワイヤレス充電(10W)と収納式持ち手になっています。

小さいiPhone13 miniから10インチのKindle Fireまで問題なく充電できました。反応は良いです。

持ち手も手が痛くならないように工夫がされています。

小さいことですがしっかり手間をかけていることが感じられて好印象。

POWERNESS ポータブル電源 500W

LEDライトには、2段階調光とSOSシグナルの機能があります。

明るい野外のこの明るさ。停電時には懐中電灯のように使用することが想定されています。

LEDライトだけだと3Wなので150時間以上点灯することができます。

同梱物は以下の通り。

  • シガーソケットケーブル
  • 充電用ACアダプター
  • 取扱説明書

説明書はわかりやすい日本語で書かれています。

参考ページ:POWERNESS Hiker U500取扱説明書(POWERNESS公式サイト)

出力500W ドライヤー・IHクッキングヒーターを使用可能

POWERNESS Hiker U500

POWERNESS Hiker U500は、一番長い辺が横幅26cmで、5.2kgとコンパクトですが、AC出力500W・バッテリー容量515Whとミドルクラスのパワーを誇ります。

出力が500Wあると、ドライヤーでセットモード(温風)を使うことができます。また、IHクッキングヒーターを使用してラーメンやお鍋、炊飯ができます。

車中泊に必要な電気毛布や扇風機などの家電も余裕で使用できます。

最大11台のデバイス同時使用可能

POWERNESS Hiker U500

カタログには最大11台までサポートと書かれていますが、実際には日本ではDCポートを利用できる電気機器が少ないため、同時に使用するのはおそらく9台まででしょう。

  • AC:2口(500W)
  • DC/シガーソケット:3口
  • USB:4口(18W×1/12W×3)
  • Type-C:1口(双方向 PD 60W)
  • ワイヤレス充電(10W)

USBとワイヤレスで、スマートフォンを6台同時に充電できるため、大人数でキャンプなどをしている時に便利です。また、このサイズのポータブル電源としては、出力ポートが多い方です。

選べる充電方法と高い充電速度

POWERNESS Hiker U500とソーラーパネル充電

充電方法は、ACコンセント、ソーラーパネル、シガーソケット、Type-C(PD)の4つあります。

  • ACコンセント(72W)
  • ソーラーパネル(120W)
  • シガーソケット(45W)
  • PD(60W)

この製品には、他社製品にはなかなかない機能があります。それは、ACコンセントとPDから同時に充電可能であることです。ACコンセント(72W)とPD(60W)が合算されるので最大132Wで充電できます。

この組み合わせでは、バッテリーが0%から80%まで充電するのに3時間かかります。特別早いわけではありませんが、バッテリーの寿命を考えると、ちょうど良いスピードだと思います。管理人は高速充電のある製品も所有していますが、ゆっくり充電しています。

PDで充電できるのはとても便利ですね。ケーブル一本でモバイルバッテリーのように充電できるのは思っている以上に楽です。

このPOWERNESS Hiker U500が持つPD60W充電は、上位機種の「Anker 535 Portable Power Station」と同スピードになります。

USBポートとワイヤレス充電機能

POWERNESS Hiker U500
POWERNESS Hiker U500

この製品の主な用途は、スマートフォンやその他のガジェットの充電です。USBポートは全5口あります。また、ワイヤレス充電機能も非常に便利!

ワイヤレス充電は感度もよく、iPhone13 miniからKindle Fireまで、さまざまなサイズで良好な反応を示します。デスクの上で使うのも良いと思いますよ!

POWERNESS ソーラーパネル 120Wで充電してみました

おすすめの初心者向けポータブル電源として、持ち運びもできるベランダ発電キット

一番メインの項目となります。

POWERNESS Hiker U500の強みである軽さを活用して、小回り良くソーラー発電しながら電気機器に充電していきます。

上の画像は事務所の軒先で、パッとソーラーパネルを開いてポータブル電源を充電している様子です。

スペースが横150cm・縦100cm程度あれば、十分にソーラー発電が可能!

POWERNESS ソーラーパネル 120W SolarX S120 スペックと特徴

POWERNESS ソーラーパネル 120W スペックと特徴

POWERNESS ソーラーパネル 120Wのスペックを紹介します。

項目スペック
型番SolarX S120
価格35,900円(実売価格26,000円程度)
展開サイズ1612 x 530 x 7mm
折りたたみサイズ450 x 530 x 42 mm
重量4.7kg
定格電圧18V
定格電流6.6A
開路電圧21.6V
出力USB-A ポート 5V 2.4A
USB-C ケーブル 5V 2.4A
DC 3-in-1 コネクター (4017/6030/7909)
  • LCDディスプレイ内蔵がソーラーパネルの性能を引き出す
  • IP65防水防塵仕様
  • マグネット式収納が便利
  • USB-Cケーブル搭載されていてスマホ充電が容易

POWERNESS SolarX S120は最大120Wで発電することができます。今回、紹介しているHiker U500のソーラー充電の上限が72Wなので、自ずと発電量もそこが上限になっています。

とはいえ、日照条件がよくなくても72Wは出るという確実性という点はいいかもしれません。

POWERNESSにはソーラーパネルのバリエーションがありますので、ポータブル電源に合わせて選ぶことができます。Hiker U500だと80Wソーラーパネルの方が低コストで揃えることができます。

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DC7909が出力ポートにありますので、BLUETTI EB3AやAnker、Jackeryなどのポータブル電源メーカーでも接続できます。

ポータブル電源とソーラーパネルの組み合わせに関しては完全ガイドを作成してありますので参考にしてください。

すぐに役立つ!ポータブル電源とソーラーパネル接続の実用ガイド

DC7909が出力ポートにありますので、BLUETTI EB3AやAnker、Jackeryなどのポータブル電源メーカーでも接続できます。

ベランダ発電キットの活用方法について提案します

  • ソーラーパネルは30秒ほどで設置可能
  • ソーラーパネルはLCDディスプレイで出力状況を確認可能
  • ポータブル電源は軽くてコンパクト

この3つの特徴を活かして、機動力のある運用をおすすめしたいです。普段から、スマホやPCの電力をポータブル電源から取るようにします。

バッテリーが少なくなってきたら、天候の良い日にソーラーパネルで発電。昼間に1時間ベランダ発電すれば、iPhone14を6回満充電できる程度の電力を貯めることができます。

ポータブル電源が重かったり、ソーラーパネルの開き方が面倒で続けられないことがありますが、POWERNESS製品ならお手軽に運用できるため、日常生活に違和感なく溶け込むでしょう。

スペースが1.5m×1.0mほどあれば十分です。そのため、ベランダやお庭で簡単に始めることができます。

いきなり「エアコンをソーラーパネルで使い続けるシステムを組むぞ!」というのは、コストもかかりますし、商品選定にも時間がかかります。

まずは太陽光の力の凄さを体感する意味でもコンパクトなベランダ発電キットで始めて見るのが良いと思います。

ソーラーパネル発電でご飯を炊く

ソーラーパネルで充電しながら、シガーソケット出力でご飯を炊くこともできます。キャンプ場で試してみると楽しいでしょう。災害で停電状態が長引くときにも有効ですね。

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安全性と信頼性

POWERNESSの安全性と信頼性

POWERNESS製品は、安全性と安定性を確保するために、DMEGC、LG chem、Samsung SDI などの世界トップ大手バッテリーメーカーからのグレードA バッテリーセルを調達しています。

厳格な製品品質と環境テストを通じて、Powernessの製品は、耐環境適性、振動、長距離輸送などのさまざまな厳しい条件下で正常に機能することが保証されています。

また、ボディはUL94規格の難燃性素材を使用しています。

UL94規格とは?

UL94規格とは、火災の発生を防止するために使用される塑料材料の難燃性を評価するための基準です。UL94は、難燃性のレベルをV-0、V-1、およびV-2の3つのグレードに分類しています。V-0は最も高いグレードであり、最も高い難燃性を持ちます。V-2は最も低いグレードであり、最も低い難燃性を持ちます。

  • 必要な認証取得済み(PSE、UN38.3など)
  • A級リチウムバッテリー採用
  • 最先端のBMS搭載(高温保護・過負荷保護・短絡保護・過電流保護・低電圧保護)
  • 5年品質保証と充実のサポート
  • 防災製品等推奨品認証合格(2023年3月31日)
  • 生産物賠償責任保険(製造物の瑕疵に起因して購入者の健康と財産に等に損害が発生した場合、生産者として責任を負うことになります。)
POWERNESSの安全性と信頼性
製品流通までの試験制度

Powernessポータブル電源回収サービスがあります

ポータブル電源の廃棄回収は、現在非常に重要な問題となっています。

自治体によっては、回収を行ってくれる地域があるものの、かなりの自治体では処理方法が未定であるため、問題が発生しています

参考記事:【最新版】不要になったモバイルバッテリやポータブル電源、どうやって処分する?(PC Watch 2023年3月13日)

ポータブル電源が市場に登場してからまだ時間が経っておらず、その寿命が尽きている個体は少ないためです。

2016年頃から使用が普及し始めており、廃棄時期に差し掛かっている製品もあります。

しかし、処分の方法に悩み、倉庫に保管することになってしまうケースが少なくありません。管理人もそのような状況に陥っています。

幸い、Powerness社では廃棄回収を行っているため、安心して任せることができます。

ポータブル電源を廃棄の際には、お住いの自治体にお問い合わせいただき、その指示に従っていただく必要がございます。

お住まいの自治体にて廃棄可能な場合、自治体での廃棄をお願いいたします。

自治体で対応しないということであれば、お手数ではございますが弊社までご連絡頂けますでしょう。

Powerness株式会社では、ご使用済み弊社製品ポータブル電源の回収を承っております

対象製品 : powerness ポータブル電源

下記製品も対象となります。
– 外装パッケージやケーブル等付属品のない本体のみの製品
– 保証期間を過ぎている製品
– 故障・破損している製品
– 正規取扱店/正規代理店でご購入された製品

参考ページ:Powernessポータブル電源回収サービス

POWERNESS社概要と評価・レビュー

Powerness(パワーネス)社は、ポータブル電源の分野で12年以上働いた専門家チームによって2020年に米国シリコンバレーで設立されました。

現在、同社の製品は、米国、カナダ、ドイツ、ポーランド、チェコ共和国、スロバキア、ウクライナ、フランス、アイスランド、キプロス、スペイン、スロベニア、デンマークなどの国で販売されています。

Powerness社は、新しい日本の支店を千葉県成田市にオープンしました。

Powerness社は、先端的で環境に優しいエネルギーソリューションを提案することを使命としています。同社のスローガンは「Always be powered!」で、その中にはユーザーに伝えたいメッセージが込められています。Powerness社は、人々がいつもパワーがあり、活力が溢れ、励まされている状態で生きていることを願っています。 暗闇の光となり、冬の暖かさとなり、災害時に支えとなり、喜びに寄り添ってくれる、ずっと人々の生活に寄り添う存在でありたいという思いで全力で取り組みます。

Always be powered!

Powerness Japan Youtubeチャンネル

参考ページ:Powernessについて(公式サイト)

さいごに:POWERNESS ポータブル電源 500Wの魅力

このレビュー記事を通じて、初心者向けのポータブル電源としておすすめのPOWERNESS ポータブル電源500Wについて詳しく解説しました。

この製品は、515Whの大容量バッテリー、最大11台のデバイス同時使用可能、選べる充電方法と高い充電速度など、多くの魅力的な特徴があります。

さらに、ソーラーパネルセットと組み合わせれば、ベランダ発電キットとしても活用でき、自家発電のメリットを享受することができます。電力需給の逼迫や光熱費の高騰が懸念される現代において、このポータブル電源は非常に役立つアイテムとなるでしょう。

初心者の方にも扱いやすく、キャンプや車中泊、防災時の緊急電源としても活躍します。初期不良などがあった場合でも、カスタマーサービスがしっかりしているため、対応してくれます。

また、製品寿命が尽きた時も安心。Powernessはポータブル電源回収サービスを提供しています。このようなサービスは、Ankerなどごく一部のメーカーしか行っていないため、カスタマーサービスへの力の入れようがわかります。

この記事を参考に、ぜひPOWERNESS ポータブル電源500Wを検討してみてください。