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この記事は一定の時間が経過しており、一部情報が最新のものではない可能性があります。この記事はあくまで過去の資料として残しております。

パワーバンクスは、品質と安全性を重視し、自身で検証した製品だけをおすすめとしています。最新のおすすめポータブル電源の情報はこちらのリンクからご覧いただけます。

2023年最新版!信頼のブランド×安全性!リン酸鉄リチウムイオンバッテリー搭載ポータブル電源おすすめランキング

聞き慣れないかもしれませんが、「Puleida Direct Japan」は防災用ポータブル電源を開発・製造・販売している企業です。

残念なことに不良品率が高いので2023年現在では他の製品をおすすめします購入済みで不良品に当たってしまった場合は「Amazonフロントストア」の右上にある「質問する」ボタンからお問い合わせをしてみてください。

「Puleida ポータブル電源 PU600」の特徴で目立つものをご紹介します。

ACコンセント90W+Type-C(PD)60Wの2WAY充電で約3.5時間でフル充電。

USB-Aポート2口、Type-Cポート2口(一つはPD65W)、ACコンセント2口(合計600W)と4万円台のポータブル電源としては充実した出力。

PD65WのType-Cポートを搭載。iPadやChromebookに使っていますが、充電速度が本当に早いです。

また、4.8kgと軽量。グリップの形状が良いので女性でも軽く感じます。以下で比較しますが、500Wh・500Wクラスの中でも軽い方です。

【実機レビュー】Puleida ポータブル電源 PU600
【実機レビュー】Puleida ポータブル電源 PU600
【実機レビュー】Puleida ポータブル電源 PU600
【実機レビュー】Puleida ポータブル電源 PU600

「Puleida PU600」の比較対象として、価格や容量などが近いものを4モデル選びました。

  1. ECOFLOW RIVER MAX
  2. JVCケンウッド BN-RB5-C
  3. SmartTap PowerArQ2
  4. キャリライク 150000mA/540wh

比較はしていますが「これがナンバーワン!」というものではありません。

どの製品にも一長一短がありますので用途にぴったりなものを選ぶ一助になれば!

品名価格容量AC出力重量最速充電時間
PU60046,800円518Wh600W(最大950W)4.8kg3.5時間
RIVER MAX63,800円576Wh600W(最大1200W)7.7kg1.6時間
JVC60,280円518Wh500W(最大1000W)6.1kg8時間
PowerArQ259,800円500Wh300W(最大450W)6.0kg7時間
キャリライク59,800円540Wh500W(最大1000W)5.5kg7時間

ECOFLOW RIVER MAX

「ECOFLOW RIVER MAX」は、クラウドファンディング史上最高額5億円を集めた「RIVERシリーズ」の普及モデルです。

「ECOFLOW RIVER」にエクストラバッテリーを追加して容量を倍にしたもの。

「Puleida PU600」と「ECOFLOW RIVER MAX」は価格差があるため、容量以外の要素はだいぶ異なります。

価格差が17,000円(26%くらいECOFLOW RIVER MAXが高額)。

出力は「Puleida PU600」が600W、「ECOFLOW RIVER MAX」はX-Boost機能で1200Wまでの家電を電圧を下げて使うことができます。

定格出力は600Wで同じなのですが、「ECOFLOW RIVER MAX」は機能が限定されますが1200Wまでの電気ケトルやドライヤーが使えます。

ドライヤーや電気ケトルを使用する目的で選ぶならば「ECOFLOW RIVER MAX」。

価格面で選ぶならば「Puleida PU600」。

「Puleida PU600」の600Wも十分な出力だと思います。

車中泊やキャンプで人気の「直流炊飯器 タケルくん」や「ハック ちょこっと家電 贅沢鍋&グリル」はしっかり使えます。

JVCケンウッド BN-RB5-C

「JVCケンウッド BN-RB5-C」は家電メーカーであるJVCケンウッドのポータブル電源です。

いつの間にかポータブル電源がJVCケンウッド公式サイトで1番の売れ筋商品になっていました。

新興企業が多いポータブル電源業界なので、ネームバリューの強いJVCケンウッドに安心感を求める方が多いのかな。

この「JVCケンウッド BN-RB5-C」は、『JVC Powered by Jackery』ということでJackeryの製品です。

家電量販店、ケーズデンキやビックカメラの充電器のコーナーか災害対策コーナーにJVCケンウッドのポータブル電源が置いてあります。

今まで、ネットでしか買えなかったポータブル電源が家電量販店で買うことができ、修理受付窓口にもなる。

「Puleida PU600」とは容量が518Whで同じ。

価格は「Puleida PU600」の方が13,480円安いです。

出力、PD入出力性能、重量、充電時間は「Puleida PU600」の方が性能が上。

注意点は「JVCケンウッド BN-RB5-C」のソーラーパネルの制御方式がMPPT方式ではなくPWM方式とのこと。

ソーラー発電を考えている方は選ばない方が賢明なモデルです。

ネームバリュー以外は「Puleida PU600」の方が完成度が高いポータブル電源ですね。

SmartTap PowerArQ2

「SmartTap PowerArQ2」は、500Whクラスの大ヒット商品です。

ヤラセがないと言われている「家電批評」で家電批評 オブ・ザ・イヤー2020になリました。

災害時の最強の命綱!SmartTapのポータブル電源「Power ArQ2」|家電批評 オブ・ザ・イヤー2020

もとはMAXOAK AC50のOEMだと思います。

SmartTapはカスタマーサービスやアフターフォローに優れた企業という認識です。

主な相違点としては、ワイヤレス充電の有無(PowerArQ2に搭載)。

その他の点では「Puleida PU600」の方が優れています。

キャリライク 150000mA/540wh

「キャリライク」は、車のランプを販売している老舗「エフシーエル」が新たなアウトドア専用ブランドを立ち上げ、販売展開しているポータブル電源です。

似たような形のモデルがさまざまなブランドから出ていますが、キャリライクのカスタマーサービスが最も良いので代表して取り上げています。

違いとしては「本体への充電時間」です。

Type-C 60Wで入力でき、コンセントからの充電と2WAYで行えるので「Puleida PU600」の方が充電時間が短くなっています。

キャリライクの良い点は「セールだと安く買えること(45,000円くらい)」「カラーバリエーションが豊富」。

その他の性能は同レベルです。

「Puleida ポータブル電源 PU600」をELECAENTA 120W ソーラーパネルで充電
実際はポータブル電源に直射日光が当たらないように

ソーラーパネルでの充電が簡単だったのでご紹介します。

使用したソーラーパネルは「ELECAENTA 120W ソーラーパネル」です。

120W(18V/6.6A)の発電能力を持ち、IPX5レベルの防水性能、PD45W・USB・DC・QC3.0の出力ポートで29,800円。

とにかく良い素材を使って細部までしっかり作られた製品です。

ソーラーパネルで「Puleida ポータブル電源 PU600」を充電する方法は2つ。

DCポート(18V/6.6A 最大90W)とType-C PDポート(最大60W)です。

充電効率的にはDCポートだと思いますので、こちらで話を進めていきます。

「Puleida ポータブル電源 PU600」と「ELECAENTA 120W ソーラーパネル」は、ソーラーパネルについているDC-DCケーブル(5.5×2.1mm)で繋ぐことができます。

ケーブルをポータブル電源とソーラーパネルのDCポートに差すだけで充電が始まります、簡単!!

気になるソーラー発電量は、35W〜91Wでした。気象条件は、4月の曇り空(時々強い日差し)、風はほぼなし。

ポータブル電源側がDCポートでは最大90Wまでしか充電できないので、ほぼ満点の結果。

平均すると70Wで安定的にソーラー充電できたので約7時間で空の状態から満充電。

「Puleida ポータブル電源 PU600」をELECAENTA 120W ソーラーパネルで充電
ケーブルをDC INに差し込むだけなので機械に弱い方でも大丈夫!
「Puleida ポータブル電源 PU600」をELECAENTA 120W ソーラーパネルで充電
ソーラーパネルの陰、またはケーブルが3mあるので室内などにポータブル電源を設置しましょう
「Puleida ポータブル電源 PU600」をELECAENTA 120W ソーラーパネルで充電
入力上限が90Wですが91W出てます。多少のバッファーがあるみたいですね。
puleida ポータブル電源 PU600実機レビュー

ここからは実機レビューです。

ちょっとした家電を使っている動画(ドライヤー・トラベルマルチクッカー)も作りました。

細かい部分まで作りがしっかりしていることが伝わればいいな、と思ってます。

puleida ポータブル電源 PU600実機レビュー
側面。隙間が開けられていて中にはファンがあります。300Wくらいを超えるとファンが周り排熱をはじめます。音の大きさは「ドライヤーの項」にある動画内で確認ができます
puleida ポータブル電源 PU600実機レビュー
背面。ここからも排熱が行われています
puleida ポータブル電源 PU600実機レビュー
天板は平らなので使い勝手は良いです
puleida ポータブル電源 PU600実機レビュー
グリップは女性でも持ちやすい形状なので4.8kgあるけど軽く感じます
puleida ポータブル電源 PU600実機レビュー
500mlの缶より少し高い21.5cm
puleida ポータブル電源 PU600実機レビュー
説明書はとてもわかりやすい日本語。他社よりも説明が親切です。
Puleida実機レビュー
付属品は、取扱説明書、保証書、ACアダプター+電源ケーブル、全てが梱包できるポーチ
Puleida実機レビュー
付属品のポーチにType-C C to Cケーブルやライトニングケーブル、USB充電器などを入れておくと便利!

2WAY充電について

Type-C(PD)60Wで充電するには、対応するPDケーブルとUSB充電器が必要になります。

今回のレビューでは、「Anker PowerLine III USB-C & USB-C 2.0 100W ケーブル」と「AUKEY(オーキー) USB充電器 Omnia 100W USB-C GaN(窒化ガリウム) 採用」を使用しました。

Puleidaポータブル電源実機レビュー
PDで充電している様子。55W〜60Wで充電していました。
Puleidaポータブル電源実機レビュー
ACコンセントから85W〜93Wで充電。規格では90Wが上限なのですが少しはみ出てますね
Puleidaポータブル電源実機レビュー
ACコンセント90W+Type-C(PD)60Wの2WAYで充電している様子。この方法だと空から満充電まで3.5時間です
Puleida実機レビュー

シガーソケットからの走行充電について

走行充電の場合には二通りのやり方があります。

  1. DC INにシガーソケットケーブル(別売り)をつないで車側のシガーソケットに差し込む
  2. 車側のシガーソケットにカーチャージャー(別売り)を差し込んでPDケーブルで充電する

車側のシガーソケットを一つ埋めてしまうのはもったいないので、カーチャージャーを使う方法をおすすめします。

ポータブル電源にシガーソケットケーブルを装着
「1.DC INにシガーソケットケーブル(別売り)をつないで車側のシガーソケットに差し込む」とは、DC INにシガーソケットケーブルをつなぎ、シガーソケット部分を車に差しこむ方法

今回使用したカーチャージャーは、「カーチャージャー AUKEY 世界最小最軽量 30W PD 2ポート車載充電器 PPS&QC 3.0対応」です。

メーカー・車種により異なりますが、シガーソケットへ供給されるラインのヒューズは10A(アンペア)~15A(アンペア)です。

ワット数に変換してみると、「12V × 15A=180W」となります。

カーチャージャーもこの範囲に収まるものを使用します。

Puleida ポータブル電源 PU600をシガーソケットで走行充電する
走行充電だと27W〜30Wでした。使用したシガーソケットの上限が30Wのため
Puleida実機レビュー
AUKEYのカーチャージャーは世界最小最軽量だけあってとてもコンパクト

電源の入れ方・周波数の切り替え方

「Puleida ポータブル電源 PU600」は、周波数(50Hz/60Hz)の切り替えが可能なので東日本でも西日本でも使えます。

AC出力の状態で、ACボタンとDCボタンを同時に2秒以上長押して周波数を変更できます。

ボタンがしっかりしているので誤動作が起きにくいと思います。

27秒の動画にしましたのでお時間があればどうぞ!

操作しているのは「Puleida ポータブル電源 PU300」ですが、「Puleida ポータブル電源 PU600」もやり方は同じです。

まずは火を使わない調理に便利な「ヤザワ トラベルマルチクッカー」です。

ヤザワ トラベルマルチクッカー

Puleida ポータブル電源 PU600でトラベルマルチクッカーを使う
容量は1.3L、必要な電力は350W、ご飯を炊いたり、鍋物やおでん、ラーメン、パスタ料理が得意な機器。

今回は、サッポロ一番みそラーメンを作るという設定で500mlの水を沸かしました。

だいたい7分ほどで沸騰、10分あればラーメンが作り終わります。

350W×10分なので60Wほどの消費電力。

トラベルマルチクッカーをPuleida ポータブル電源 PU600で1時間強使うことができます。

ドライヤー(サロニア)

キャンプや車中泊、または災害時など「コンセントからの電源がないところでドライヤーを使えたらなぁ」という悩みがあります。

参考記事:ポータブル電源でドライヤーを使いたい!1000W以上必要なの?最適な選択と活用ガイド

Puleida ポータブル電源 PU600だと、やや強い温風でドライヤーが使えました。

使用したドライヤーは、「SALANIA(サロニア) スピーディーイオンドライヤー」です。

髪が乾くのが早いので使用時間が短くすむ省エネドライヤー。

サロニアの風量調節は、TURBO(強い温風)・SET(やや強い温風)・COOL(冷風)の3段階。

TURBO(強い温風)の時に最大1200Wの電力を使用しますので、「Puleida ポータブル電源 PU600」では利用できません。

COOL(冷風)だと、70W使用するので最大6時間使用可能。

しかし、定格600Wなので、SET(やや強い温風)設定で使用する690Wはサージ(最大出力)を利用したもの。

担当の方に聞いたところ「サージ出力の持続動作時間は特定な数値又は範囲がありません。エラー提示が出て来る前に、たとえ出力が600ワットを超えても利用できます。だが、長時間にオーバー出力状態を維持することがお勧めしません。」とのこと。

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