
キャンプや車中泊、真夏の買い物など使い所いっぱいの車載冷蔵庫をポータブル電源で動かしてみます。
車載冷蔵庫は消費電力が少ないのでアウトドアだけでなく、災害時の備えや家で普段使いするのもおすすめです。
EcoFlow RIVER miniは片手で持ち運べる可搬性に優れたポータブル電源。
コンパクトながらAC定格300W・最大600Wと出力に優れています。
参考記事:EcoFlow RIVER mini 2022年にはポータブル電源の売れ筋になりそう!
車載冷蔵庫のスペックについて

今回使用する車載冷蔵庫は「ボナルカ 車載用冷蔵庫 15L」。
2019年5月に購入してから毎日部屋で使いっぱなしです。
春から秋にかけてのキャンプや車中泊では車に積んで使います。
この冷蔵庫はコンプレッサー式なので外気温に左右されにくいです。
15リッターなので350ml缶が20本入ります。

電源はACコンセント、シガーソケットから取ることが可能。
電源の取り方により消費電力が異なりますので次項で説明します。
ACコンセントとシガーソケットの消費電力の違い
RIVER miniにはACコンセント・シガーソケットがありますので両方で車載冷蔵庫を使ってみます。
どちらが省エネでしょうか?
まずはACコンセントを接続。

次はシガーソケットを接続。

結果はシガーソケットの方が40%ほど消費電力が少ないですね。
コンセントだとAC(交流)に変換するためにロスがあるようです。
RIVER miniのバッテリー容量がフル充電状態だとどのくらいつかえるでしょうか?
RIVER miniでどのくらいの時間使えるか?
RIVER miniのバッテリー容量は210Whなので、コンセントだと4時間程度、シガーソケットだと7時間程度冷蔵庫を使うことができます。
これは常にバッテリーを使っていると仮定した場合。
「ボナルカ 車載用冷蔵庫 15L」は温度が安定してしまえば電力をほとんど消費しなくなります。
実際は、上記の2倍くらいの時間使い続けることができると思います。
これほどコンパクトなポータブル電源でも日帰りであれば冷蔵庫が使えますね!
こんな使い方をしています
管理人の使い方は以下の通りです。
- 普段は部屋で飲み物やデザートを保管(台所に行くのがめんどくさい)
- 車中泊の時は食材を入れていく(わんこの水など腐っては困るもの)
- 旅の帰り道はお土産を入れてくる(お肉や魚、ヨーグルトなどもお土産にできる!)
- 停電の時はなまものを冷蔵庫から移して冷蔵する
- キャンプでBBQするときにお肉やビール・コーラなどを入れる
- 夏場に車で外回り仕事の時は飲み物やアイス、濡れタオルを入れておく
ポータブル電源とポータブル冷蔵庫の組み合わせで楽しみが広がります♪
使う期間が決まっているならばレンタルもあり
ポータブル電源もポータブル冷蔵庫も、アウトドアだけでなく災害時にも使えますので予算があれば購入することをおすすめしたいです。
とはいえ、優先順位が低いかと思います。
そのような時はレンタルがありますのでご紹介します。
ポータブル電源は1,000円(1ヶ月)から、冷蔵庫は5,980円(3泊4日)からレンタル可能。
気に入れば、そのまま購入することもできます。
家庭用冷蔵庫は使えるかな?
EcoFlow RIVER miniでは家庭用冷蔵庫は使えません。
例として、家庭用冷蔵庫(4人家族用 400〜500L)は約250kWh/年間の電力を消費します。
ポータブル電源で一日賄うには容量が約700Wh必要です。
RIVER miniは210Whなので3時間くらいは使えるかな。
この用途に使えるポータブル電源はいくつかあります。
おすすめできるのはEcoFlow DELTA Proのような、災害時にも家の電気を全てカバーできるように設計された製品。
まとめ
EcoFlow RIVER miniでも車載冷蔵庫を使うことができました。
容量が210Whと少なめなので長時間使うことは難しいです。
とはいえ、このサイズのポータブル電源で冷蔵庫が使えるというのはアイデア次第で使い道が広がりますね。
ソーラーパネルで充電したり、シガーソケットから走行充電するなどポータブル電源に補充しながら使えば、もっと長時間使うこともできます。
RIVER miniのことや消費電力の計算などわからないことがありましたらお気軽にコメントくださいね!
以上、EcoFlow RIVER miniで車載冷蔵庫を使ってみよう!という話題でした♪