持ち運びやすい折り畳みソーラーパネル「TOGOPOWER ADVANCE60W」を購入しました。
形状的には「Jackery SolarSaga 60(公式サイト)」にそっくり。性能も近いので価格差を考えて代替品になるかもしれません。
この記事では「TOGOPOWER ADVANCE60W」とポータブル電源(Anker PowerHouse II 400)を接続した様子や写真レビュー、Jackery SolarSaga 60との比較を記述していきます。

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Togo POWER ソーラーパネル 60WでAnker PowerHouse II 400をソーラー充電

実際にはポータブル電源を太陽光に当たらないところに置いてください
Togo POWER ソーラーパネル 60WでAnker PowerHouse II 400をソーラー充電してみました。
PowerHouse II 400は、モバイルバッテリーのトップブランド ANKERが発売しているポータブル電源。
→ 【レビュー】Anker PowerHouse II 400を他社ポータブル電源、既存モデルと比較
Togo POWER ソーラーパネル 60Wの発電能力は60W(最大18V/3.3A)、Anker PowerHouse II 400のインプット能力(DC-IN)は65W(11-28V=5.5A)です。
ブランドは異なりますが、仕様上は繋げて使うことができます。
結果としては平均40Wでソーラー充電できました。6月の曇ったり晴れたりといった天候。天候が安定したら、もう一度測定します。
ソーラーパネルに付属のケーブルで接続できますので、別途購入するものはありません。
この日の最大入力は43Wでした。
Anker PowerHouse II 400のDCサイズはDC7909です。
ポータブル電源だと、ちょっと珍しいサイズかな。
ソーラーパネル側はたいていDC5525かDC5521なので、通常は変換ジャックが必要になります。
このTogo POWER ソーラーパネル 60Wだと、デフォルトでDC7909があるので差し込むだけでソーラー充電が始まります。
- DC5521
- 航空コネクタプラグ
- DC7909
- DC5525

DC7909の形状。外径約7.9mm、内径約0.9mm、針付きです

Anker PowerHouse II 400のDC-IN部分。右下の穴です
ソーラーパネル自体に高さがあるのでポータブル電源を隠すことができます。
できれば、ポータブル電源は涼しいところへ。熱に弱い製品なので。
参考記事:Anker PowerHouse II 400をソーラーパネルで充電してみた
Togo POWER ソーラーパネル 60W 写真レビュー
二つ折りなので60Wとしては大きめです。
横幅52cm、高さ42.5cm、厚みは4cm(収納袋部分は除く)、重量3.5kg。
付属ケーブルは2種類。
MC4アダプタ(写真左)、DC5521・航空コネクタプラグ・DC7909・DC5525(写真右)
収納袋のジッパー部分です。
小雨くらいなら浸水しなそうなしっかりした作り。
細かい部分まで手を抜いてなくて好印象。
収納袋を開いてみました。
使用例がプリントされています
直付けされたアンダーソンコネクタ(1.5m)
出力は3種類
アンダーソンコネクタ、Type-C(PD)45W、USB-A(QC3.0)24W。
広げたサイズは、横幅84.8cm、高さ52cm。
黄色い円の中には磁石が入っていて、収納時にぴたりと閉じるようになっています。
3折り、4つ折りのソーラーパネルよりも安定感があります。
足の幅も太いので、かなり風に強いと思いますね。
ソーラーパネル部分は7層構造。表面はETFEなのである程度の防水性があります。
ETFEには以下のような特性があります。耐食性・安価での使用が可能・高膜厚など
参考:ETFEについて(株式会社エースコート)
付属のMC4コネクタは3m
4種類の接続方法が選べるケーブルは65cm
説明書はちゃんとした日本語です。

サンキューカード兼保証書
Jackery SolarSaga 60との比較
「Togo POWER ソーラーパネル 60W」を購入する際に「Jackery SolarSaga 60」と比較し、とても迷いました。
見た感じはカラーが違うだけのOEMなのかな、と思ったり。
比較してみるとスペックも違うので似ているだけですね。
「Jackery SolarSaga 60」とスペックを比べてみました。表は右に動きます。
ブランド | 価格(円) | 最大出力 | DC | USB-A | PD | 展開サイズ | 重量 |
TOGOPOWER | 16,800 | 60W | 18V/3.3A | 5V/3.4A | 5V/4.5A | 848*520*25mm | 3.45kg |
Jackery | 18,800 | 68W | 18V/3.3A | 5V/2.4A | 5V/3A | 855*535*5mm | 2.76kg |
保証期間は、TOGO POWERが1年間(楽天市場で購入後、レビューを書くことで二年に延長)、Jackeryが2年間です。
まとめとToGoPOWERの会社概要
「TogoPower株式会社」ってご存知でしたか?
調べてみるまでは、よくある中華メーカーかと勘違いしてました。
以下、ToGoPOWER公式サイトの情報をまとめました。
テスラのバッテリーエンジニアを集めてリチウムイオン電池の応用製品開発を14年行う。
2019年にドイツの上場発電機企業UnitedPowerとパートナーシップを結び、ロサンゼルスで会社設立。
2020年埼玉県吉川市にポータブル電源支社を設立し、2021年5月日本市場に参入。
TOGOPOWERブランドだけでなくBALDRブランドもTogoPower株式会社の製品とのこと。
アメリカでは発電機も製造していて、Amazonだけでなくウォルマートの実店舗でも販売しているようです。
しっかりと信頼されているメーカーなのでしょうね。

製品に対する愛情や売りっぱなしにしない様子は、公式サイトやショッピングモール内公式ショップから感じられます。
この商品を買う際に配送トラブル(管理人のミスにより)があったのですが、カスタマーサービスも迅速丁寧、とても親切でした。
作りもしっかりしてますし、発電能力も申し分なし(公称値の70%以上)。
接続方法のバリエーションが多いのでほとんどのポータブル電源に使えると思います。
60Wクラスのソーラーパネルとしてはおすすめできるモデル。
ちょっと400Wh以上のポータブル電源には厳しいですね。
発電量的に、容量の少ないポータブル電源やモバイルバッテリー、ガジェットへの直接充電に向いています。
天気さえ良ければ、ガジェット類は停電時にも電池切れしないですみますよ!
Anker PowerHouse II 400用に、もう少し発電能力が欲しい方には「Techoss ソーラーパネル 80W()」がおすすめ。
→ Anker PowerHouse II 400をTechoss ソーラーパネル 80Wで充電してみた
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以上、Togo POWER ソーラーパネル 60W 実機レビューと他社比較(Jackeryなど)という話題でした♪