発電量オンライン計算ツールは、異なる2枚のソーラーパネルを直列または並列に接続した場合の発電量を計算するために設計されています。
ソーラーパネルを接続する方法によって、システム全体の電圧と電流が変化し、それによって発電量にも影響が及びます。
利便性のため、前半部分が計算ツール、後半部分が説明文になっています。
クリックすると移動します→:計算ツールの使い方を見る | 計算結果の見方を確認する
ソーラーパネルの直列・並列接続 発電量オンライン計算ツール
直列接続は電圧が増加、並列接続は電流が増加します。
直列接続の計算フォーム
直列接続の計算フォームです。数字だけを入力してください。
電圧(V):
電流(A):
電圧(V):
電流(A):
直列接続の電圧:「0 V」です
直列接続の電流:「0 A」です
直列接続の最大発電量:「0 W」です
並列接続の計算フォーム
並列接続の計算フォームです。数字だけを入力してください。
電圧(V):
電流(A):
電圧(V):
電流(A):
並列接続の電圧:「0 V」です
並列接続の電流:「0 A」です
並列接続の最大発電量:「0 W」です
- 直列接続とは?
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直列接続とは、一つのパネルのプラス端子を別のパネルのマイナス端子に接続する方法を指します。
直列接続の特徴は、システム全体の電圧が各パネルの電圧の合計となり、それに対して電流は変わりません。つまり、直列接続されたソーラーパネルでは、電圧の増加によって全体の出力が増える、という仕組みです。
- 並列接続とは?
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並列接続とは、パネルのプラス端子同士を接続し、さらにマイナス端子同士を接続する方法を指します。
並列接続の特徴は、システム全体の電圧が各パネルの電圧と同じまま保たれ、一方で電流が合計されます。つまり、ソーラーパネルが並列接続されていると、電流の増加によって全体の出力が増加する、という仕組みです。
直列接続・並列接続の具体的な接続方法に関して、さらに詳しく知りたい方は以下の動画、または「ソーラーパネルの接続方法 直列接続と並列接続の違いとメリットデメリット」をご覧ください。画像や動画を用いて、わかりやすく解説しています。
計算ツールの使い方
ソーラーパネルのカタログに書かれている値(電圧はVmp、電流はImp)を入力してください。
計算結果の見方:ALLPOWERSのソーラーパネルを例に
例として、「ALLPOWERS 100W フレキシブルソーラーパネル」と「ALLPOWERS 200W フレキシブルソーラーパネル」接続してみましょう。
100Wと200Wのソーラーパネルを接続するので、300Wくらい発電できそうですよね。
それぞれの電圧・電流は以下の表の通りです。この値を「ソーラーパネルの直列・並列接続 発電量オンライン計算ツール」に入力します。
ソーラーパネル2種のスペック表
ALLPOWERS 100W | ALLPOWERS 200W | |
電圧(Vmp) | 25.5V | 32V |
電流(Imp) | 4.17A | 6.25A |
以下の画像が、上記表の値を入力し計算したものです。
直列接続239.78W、並列接続は299.57Wという結果になりました。
この2枚の組み合わせの場合は、並列接続の方が発電予想値が高くなりました。
しかし、実際は環境にも左右されます。また、受け入れ先のポータブル電源の許容範囲もありますので、適した方を選択してください。
まとめ:アイデアがありましたコメント欄で教えてください
今回は、試しに直列と並列接続の発電量の違いを表現するツールを作ってみました。
「こんなのがあったらいいな!」という計算ツールがありましたら、コメント欄で教えてください。技術的な問題があるので、なんでも作れるわけではないのですが。
少しでも、ポータブル電源やソーラーパネル導入のハードルが下げられるといいな、と思ってます。
コメントをどうぞ!
計算ツールの公開おめでとうございます!凄いです…!
私のようなポタ電初心者的には、並列と直列の実際のソーラーパネルの写真や図解があると、もっと理解できる気がしましたm(_ _)m(勉強不足ですみません)
ブックマークさせていただきます!
防災士うめい様、コメントありがとうございます!
改善案もありがとうございます。
早速、直列・並列接続の画像を掲載してみました。
また、お気づきの点がございましたら、教えてくださいね。
今度ともよろしくお願い致します。