
EcoFlow RIVER Proはソーラーチャージ入力の形状が「XT60」です。
これが微妙に扱いにくい。
たいていのソーラーパネルは、DC・アンダーソン・MC4といった出力形状になっています。
「EcoFlow RIVER Proに使えるソーラーパネルってどれなんだろう?」とお困りの方いらっしゃいませんか?
ソーラーパネルを7枚持っている管理人でさえ、純正以外ですぐに接続できたのは1枚だけ。
そこで選び方として3つの方法を提示していきます。

EcoFlow RIVERシリーズについては「【EcoFlow】RIVERシリーズどれを選べばいいのかな?【他ブランドとの比較・使える家電の紹介】」でご紹介しています。
MC4出力のソーラーパネルと組み合わせる

EcoFlow RIVER Proには「MC4 to XT60 ソーラーパネル充電ケーブル(1.5m)」が同梱されています。

XT60端子(黄色の方)をEcoFlow RIVER Proに接続、MC4端子(2口になっている方)をソーラーパネルに接続という形で使用。
MC4形式で出力するソーラーパネルは多数あるので選択肢が豊富な方法です。
試しに「Togo POWER ソーラーパネル60W」を使って実証実験をしてみました。
このソーラーパネルは「アンダーソン、MC4アダプタ、DC5521・航空コネクタプラグ・DC7909・DC5525」でポータブル電源と接続できる優れものです。

- ①ソーラーパネル直付けのアンダーソンケーブル
- ②ソーラーパネル付属のアンダーソン-MC4ケーブル
- ③RIVER Pro付属のMC4-XT60ケーブル
ソーラーパネルにアンダーソン端子が直付けされています。
そのアンダーソン端子とソーラーパネル付属のアンダーソン-MC4ケーブルを接続。
ソーラーパネル側のMC4端子とRIVER Pro付属のMC4-XT60ケーブルを繋げて、ポータブル電源に差し込みます。

MC4端子が付いているソーラーパネルならばこの方法で繋ぐことができます。
MC4出力のソーラーパネルは数が多いので選択肢が増えますね。
EcoFlowアプリの画像です。
RIVERシリーズはアプリで出力量・充電量が見ることができ、LEDライトなどの遠隔操作も可能。
Togo POWER ソーラーパネル60Wで38W〜45W程度の発電量でした。

DC出力端子を持つソーラーパネルと組み合わせる

「ソーラーパネル用 DCケーブル(XT60-DC)」を別途購入、DC端子を持つソーラーパネルとRIVER Proを接続する方法です。
追加出費が3,000円ほどかかりますが、ソーラーパネルの汎用性が上がる、長尺のケーブルを使ってポータブル電源の安全が保てるなどの利点があります。

こちらが「アイパー(Aiper) ソーラーチャージャー 5mDC延長ケーブル (XT60-DC)」。
※2022年4月現在、欠品です。この方法の前提条件が崩れてしまいました。。。
高耐久素材を採用し、一般的なDCケーブルより5倍以上長持ちします。ケーブル自体の長さが5メートルあり、10種のDCプラグも付属するので1本持っていると便利です。
XT60側をRIVER Proに接続します。
DC5521側をソーラーパネルに接続します。

今回は「Techoss ソーラーパネル 80W(レビュー)」を使って接続しました。

80Wのソーラーパネルで45W〜70Wで発電できました。
DC出力のソーラーパネルを一つご紹介しておきます。
LACITA ソーラーパネル 81WとRIVERシリーズを接続する

「LACITA ソーラーパネル 81WとRIVERシリーズを接続させたい」というコメントをいただきました(ありがとうございます♪)。
上の画像がイメージ図になります。
この「LACITA ソーラーパネル 81W citasr-01-A」はDC5521ポート(18V)とUSB-Aポートが搭載されています。
また、DC5521ポートに接続するためのDC5521ケーブル(3.5m)が同梱されています。
EcoFlow RIVERはXT60ポートから入力するために「XT60-MC4ケーブル」が付属しています。
方法としては以下の3つが考えられます。
- DC5521オス-MC4ケーブルを購入する
- DC5521メス-XT60ケーブルを購入する
- DC5521メス-MC4ケーブルを購入する
一番無難なのは「DC5521-MC4ケーブル」を購入してDC5521をソーラーパネルに、MC4側をRIVERのMC4ケーブルと接続。
EcoFlowに付属する「XT60-MC4ケーブル」を活用する方法になります。
BigBlue 63W ソーラーチャージャーとRIVERシリーズを接続したい
「BigBlue 63W ソーラーチャージャーとRIVERを接続したい」というコメントをいただきました!ありがとうございます。
「BigBlue 63W ソーラーチャージャー」と「MC-4 ソーラーコネクタる to DC5521」をお持ちですがソーラー充電ができないとのこと。
BigBlue 63W ソーラーチャージャーはUSB-A、Type-C、DC5521ポートから出力できます。
別途購入された「MC-4 ソーラーコネクタる to DC5521」のMC4側とRIVERに付属する「XT60-MC4ケーブル」のMC4側を接続すればソーラー充電できるはずです。
しかし、現状では充電できていません。
RIVER Proのソーラーパネル入力「200W 10V-25V DC最大12A」、ソーラーパネルの出力は「19V 最大3A」なので問題なし。ちょっと大容量のポータブル電源を充電するには電流(A アンペア)が弱いかな、と思います。
考えられる問題としてはMC4の極性があってないこと。

上の画像はEcoFlow RIVERシリーズに付属していたリーフレットです。
今回の場合、「MC-4 ソーラーコネクタる to DC5521」のオスがプラスでないとうまく充電できません。
問題は「MC-4 ソーラーコネクタる to DC5521」には、「オスがプラスの製品(アマゾンへのリンク)」と「オスがマイナスの製品(アマゾンへのリンク)」があることです。
「オスがプラスの製品」であれば規格的には充電できるはずです。
正しく購入していて充電できてない場合は初期不良の可能性もありますね。大した検品もせずに出荷していると思いますので。
EcoFlow純正ソーラーパネルを組み合わせる

EcoFlow純正ソーラーパネルを接続するのが最も簡単です。

問題はソーラーパネルが高価なこと(110Wで3万円、160Wで4.3万円)。
ソーラーパネルで3万円以上出すのはなかなか難しいですよね。
高い分、質感も良いですし、ケースがソーラーパネルの支えになるという凝ったギミックもあります。


「ECOFLOW ソーラーチャージャー 110W」の過去最安値は2021/12/1 23,500円
「ECOFLOW ソーラーチャージャー 160W」の過去最安値は2022/3/27 34,320円
予算の縛りがない方は純正が最もおすすめです。

XT60についての簡単な説明


「XT60」は、黄色いカラーが特徴的な2ピンタイプのコネクタ。
その強みは、小型のコネクタであるにもかかわらず、最大で60Aの電流を流せること。
つまり、コンパクトながら高い電流を流すことができるという優れた利便性を実現しているのです。
また、耐熱性に優れる樹脂製ハウジングで端子が覆われているため、安心して使用できるのも心強い点と言えるでしょう。
こうした特徴から、XT60は多くの場面で使われています。特に、ラジコンの充電に長らく使われているほか、近年ではドローンの充電にも使用されています。
XT60について詳しく知りたい方は「XT60接続形式について 折り畳みソーラーパネルの接続方法を調べました」で解説しています。
より安全に大容量の電力を入力するためにエコフローはXT60端子を採用したのでしょうね。
まとめ:
RIVER Proとソーラー充電する方法を3つご紹介しました。
管理人的には、MC4出力のソーラーパネル・DC出力端子を持つソーラーパネルと組み合わせる方法がおすすめ。
他のポータブル電源やガジェットの充電に使えるソーラーパネルを購入した方が使用の幅が広がるからです。
RIVER Proの実機がありますので、ソーラーパネルに関わらず何か疑問点がありましたらコメントをください。できる限りお答えいたします。
「こんな用途のソーラーパネルはあるかな?」といった質問もOKです。
わりとソーラーパネルメーカーの入れ替わりが激しいので「これがおすすめ!」と記事内では提示しないようにしています。その時々で品質と価格のバランスが良いものをお伝えします。
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以上、EcoFlow RIVER Proをソーラーパネルで充電する3つの方法【実機レビュー】という話題でした♪