
「電気料金の値上げ、災害・落雷・計画停電による電力喪失」――そんな問題に頭を悩ませていませんか?
これは誰しもが直面する可能性があり、それをどのように解決するかは一筋縄ではいきません。
管理人も同じ問題に長年直面しています。可愛い老犬がいるため、暑い夏、寒い冬にエアコンを稼働できないことは命に直結します。
今回レビューする、「ALLPOWERS R3500」をうまく電力システムに組み込むと、ある程度の問題が解決します。ある程度というのは、ソーラーパネルを増強していき、発電量を増やさないと持続可能にならないからです。
この記事では、R3500の仕組みを詳細に解説し、さらに、実際にシステムを導入してみた結果をお見せしていきます。
ALLPOWERS R3500は工事が不要で、少しずつ導入できるのが特徴で、これが電力不安を抱えるあなたにとって最も実用的な選択肢となるでしょう。
この主張は大袈裟かもしれませんが、私が「工事も必要なく、少しずつ導入できる。少なからず、電気料金の削減もでき、防災対策としても役立つ」と断言するには確固たる理由があります。それは、私自身の事務所に実際にALLPOWERS R3500を導入し、その電気料金削減効果を体験しているからです。
家庭だけでなく、小規模な事業所やオフィスへの導入も提案したいと考えています。この記事を通じて、その具体的な方法と解決策について詳しく掘り下げていきます。
この製品において最も重要な意思決定要素は、業界で最高レベルの容量拡張性にあります。ライバルのエコフロー、BLUETTIと一桁違うバッテリー容量拡張性。
電力問題に頭を悩ませている皆さま、ALLPOWERS R3500の導入を検討してみてはいかがでしょうか?
この記事の内容をざっくりというと…
現在、ALLPOWERS R3500が通常価格の35%オフ、247,000円で提供されています。
この特別価格は2023年6月15日(水)まで有効で、プロモーションコード「R3500PRN」を利用することで適用されます。
詳細はALLPOWERS公式サイトでご確認ください。
製品スペックと特徴
アイテム名 | ALLPOWERS R3500 | ALLPOWERS B3000 |
型番 | R3500 | B3000 |
メーカー | ALLPOWERS | ALLPOWERS |
価格 | 一般販売価格380,000円(税込み) 予約販売価格266,000円(税込み) | ,000円(未定) |
容量(Wh) | 3,168Wh | 3,168Wh |
出力(W) | 3,200W | – |
サイズ | 横530×高さ345×奥行き360mm 約42kg | 横530×高さ345×奥行き360mm 約39.5kg |
バッテリー | リン酸鉄リチウムイオンバッテリー | リン酸鉄リチウムイオンバッテリー |
費用対容量(1Whあたり単価) | 119.9円(予約価格 83.9円) | 円 |
電気の波形 | 正弦波 | 正弦波 |
出力(AC出力・DC出力・USB) | AC:4口 DC/シガーソケット:4口 USB:4口 Type-C:2口 RV出力 100V-120V 3,000W | AC:0口 DC/シガーソケット:4口 USB:4口 Type-C:2口 |

- 1台のR3500は、最大15台のB3000バッテリーパックと組み合わせ可能(50.688kWh)・最大101.376kWh
- 性能: 最大7,000WのAC出力電力
- 対応範囲: 全世界の電圧100V~240V
- 充電: 最大2,000Wまでのソーラー充電対応
- 使いやすさ: 約1〜1.5時間での高速充電、直感的な操作性、スマートフォンアプリ対応
- バッテリーセルは自己発熱するため、寒冷地での使用に適している
- 電気代の節約: ソーラーパネルからの充電やバッテリーによる電力供給で電気代が削減可能
- メンテナンスコストの低さ: 定期的なメンテナンスが少なくて済む
- 製品寿命: 高品質のバッテリーや部品を使用

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ALLPOWERS R3500 徹底レビュー:性能、デザイン、使いやすさ、価格、節電効果、カスタマーサポートを総合評価
これから、ALLPOWERS R3500に関する詳細なレビューを始めます。
評価ポイントは、性能、デザイン、使いやすさ、価格、節電効果、カスタマーサポートを中心に取り上げます。
各セクションでは、具体的な評価や比較、事例、専門家の意見、ユーザーレビューを提供します。
それでは、早速、ALLPOWERS R3500のレビューを始めましょう!
性能1. 拡張性の高さは業界最高水準

R3500は、ホームバックアップ電源用のオールインワン電源ソリューションです。
最大2台のR3500(各3,168Wh)と30台のB3000拡張バッテリーパック(各3,168Wh)を接続することができます。合計101,376Whの大容量で、家庭内すべての機器に電力を供給することができます。
停電時でも、数日間すべての家電製品に電力を供給可能。これで、電力不足で困ることはもうありません。
製品 | 最大容量 |
ALLPOWERS R3500 | 101,376Wh |
EcoFlow DELTA Pro | 10,800Wh |
BLUETTI AC500 + B300S | 18,432Wh |
Anker 767 Portable Power Station | 4096Wh |
Jackery 3000 Pro | 3,024Wh |
最大101,376WhとなるR3500の拡張性の高さは、業界最高水準です。
例えば、BLUETTI AC500 + B300Sは 3,072Whから18,432Whに拡張可能であり、エコフロー最大容量を誇るEcoFlow DELTA Proは10,800Wh。R3500の拡張性の高さは、ライバル企業の追従を許さないレベルに達しています。
このシステムは、最初から大規模なシステムを構築したい人や、追加のバッテリーを少しずつ追加してシステムを拡張したい人にとって、非常に魅力的な拡張性を持っています。
性能2. 出力

R3500の定格出力はAC3,500Wです。
R3500を2台とホームパネルを組み合わせることで、AC7,000W出力まで拡張でき、素早く電力を増強することができます。テレビ、エアコン、電子レンジ、フルサイズの冷蔵庫など、停電時の電力供給には十分な容量があります。さらに、EVの標準的な充電も可能です。
ALLPOWERS R3500を使用することで、家庭での充電を簡単かつエコに行うことができます。
性能3. 4つの充電方法

R3500は4つの充電方式(ACコンセント、ソーラーパネル、シガーソケット、Dual AC+Solar)に対応しています。
ACコンセントとソーラーパネルを接続した場合の最大入力は3,500Wです。画像(海外バージョン)では最大4,000Wとなっていますが、日本の電圧が低いため、最大出力は3,500Wになります。
- ACコンセント・・・1,500W(100V/15A)
- ソーラーパネル・・・2,000W(11-150V/40A)
- シガーソケット・・・120W
- ACコンセント&ソーラーパネルのデュアル充電・・・3,500W
AC100Vコンセントからの場合、最大1500WでR3500を充電することができます。フル充電にかかる時間はわずか2.5時間。
静音充電(500W)、普通充電(1,000W)、急速充電(1,500W)の3つの充電モードがあるので、その時々の状況で充電スピードを選択することができます。充電時の騒音レベルも制御でき、リビングや寝室での利用も快適です[動画あり]。
AC + ソーラーパネルのデュアル充電を使用すれば、わずか1時間でR3500をフル充電できます。さらに、ソーラーパネルで最大入力2000Wの電力をR3500に充電すれば、無料で無限のエネルギーを集めることができます。
海外では、マイクロインバーターというソーラーシステムが使われています(日本でも使われていると思います)。マイクロインバーターは、屋根全体に太陽光パネルが設置されている場合に有効です。異なる方向を向いているパネルがある場合、マイクロインバーターを使用することで、すべてのパネルを正しく接続できます。
性能4. ハイパワーのバッテリーセル

ALLPOWERS R3500は、テスラ社の「タブレス」技術と同じ「フルタブ」電池技術を採用しています。
タブレスとは、電極の終端部である「タブ」を排し、上部すべてを電極にするという離れ業だ。これにより電子の移動による発熱が少なくなり、大径のバッテリーセルが作成可能になるとのこと。現在のセル2170よりもかなり大きい。大きさが寄与して、現在の2170セルは5,000mAhだが、4680は~9,000mAh程度になるとの報道もある。バッテリー寿命も従来構造よりも長くなる。
テスラのミッションとEVバッテリーの深い関係 シリーズ:バッテリーからテスラを解剖する 01(EnergyShift編集部)
34145バッテリーセルは、直径34mm、高さ145mmで、従来の21700電池と比較して6倍もの電気エネルギーを蓄えることができます。内部抵抗が4mΩ以下で、最大5倍まで出力パワーを高めることができます。また、タブを取り外すことで溶接を必要としない部品に直接接続することができます。
EVグレードAレベルのLiFePO4バッテリーセルを採用し、最大10年の寿命を実現しました。このバッテリーセルは、3,500回充電・放電を繰り返しても80%の容量が持続し、6,000回充電・放電を繰り返しても50%の容量が持続します。
また、このバッテリーセルは自己発熱するため、過酷な環境にも耐えることができます。冬の寒さでも、製品内部温度が-20℃〜40℃の放電温度範囲内であれば、標準的な電力を供給することができます。
10年以上にわたり使用する製品なので「リン酸鉄リチウムイオンバッテリーだから安全」のさらに上の安全を確保したいですね。バッテリーの中身までチェックできるのは他社にはない安心材料です♪
性能5. UPS(無停電電源装置)機能
R3500は、NAS、コンピューター、セキュリティシステム、CPAPなどのバッテリーバックアップとサージ保護を提供する家庭用バックアップUPSの機能を持ちます。
停電は、電子機器の故障やデータの消失につながります。そのため、デバイスを保護するために無停電電源装置(UPS)が有効です。また、IoTデバイスや冷蔵庫などの家庭用家電の電源も確保します。
ホームグリッドに接続すると、R3500は充電してスタンバイ状態になり、停電になると15ms(ミリ秒)でバックアップ電力とサージ保護を提供します。低コストで小規模な事業所やオフィスへ電力バックアップを構築し営業損失を回避することができます。
瞬断スピード15msは業界最速レベルです。エコフローは30ms、BLUETTI、Ankerは20msと公称しています[2]。
デザインとインテリアへの適合性




シックでグレー基調のデザインが特徴的です。横長な形状で、安定感があります。高さが抑えられているため、重ねて収納するのに適しています。
また、先行発売されているR600のデザインを踏襲。角が丸みを帯びていて優しい印象ですね。インテリアとしても馴染みやすく、モノトーンベースのリビングにぴったりです。
ホイールなどがないため、若干可搬性は劣ります。しかしながら、この製品はアクティブに動かすものではなく、家全体をバックアップする趣旨の据え置き製品です。そのため、使い方にマッチしていれば問題ありません。そもそも日本の住宅事情でホイールの出番があるのかが疑問です。
使いやすさ

R3500には、15個の出力ポートが搭載されており、ほぼ99%のデバイスが対応しています。
R3500の優れたパワーは、定格3,200Wを誇る4つのACコンセントから生み出されます。冷蔵庫、衣類乾燥機、食器洗い機、電子レンジ、エアコンなど、複数の家電製品を同時に稼働することができます。
コンセントが横並びなので、干渉せずに使いやすいです。
価格 プロモーションコードあり

一般販売価格は380,000円(税込)です。
出力3,200W・容量3,168Whと考えると、平均的な価格帯で比較的安価だと思われます。
例えば、出力3,000W・容量3,600Whのエコフロー デルタプロは440,000円です。エコフローやBLUETTiとの比較は「関連製品の比較」の項で詳しく解説します。
プロモーションコードを使用すると、金額は247,000円になります。
これは、Jackeryポータブル電源2000 PROと同等の価格帯です。
項目 | R3500 | Jackery 2000 Pro |
価格 | 247,000円 | 285,000円 |
出力 | 3,200W | 2,000W |
容量 | 3,168Wh | 2160Wh |
現在、ALLPOWERS R3500が通常価格の35%オフ、247,000円で提供されています。
この特別価格は2023年6月15日(水)まで有効で、プロモーションコード「R3500PRN」を利用することで適用されます。
詳細はALLPOWERS公式サイトでご確認ください。
節電効果 長期的な節約効果やコスト削減

ソーラーパネルとR3500を接続することで、日中に発電した余剰電力を蓄電し、太陽光が届かない夜間の電力として利用することができます。
R3500につなげることができるソーラーパネルの最大入力は2,000Wです。この太陽光発電キットで、1ヶ月あたり76~120kWの電力を作れます。
日本の平均的な電力消費量は経済産業省 資源エネルギー庁のデータ[1]によれば1ヶ月に約400kWhです。R3500を使えば、毎月の電気代を25~40%節約できるかもしれません。
ここからは実際にR3500とソーラーパネル発電を運用した場合を、一般的に導入されている製品と比較してみたいと思います。

上記の画像は、2,000Wのソーラーパネルを運用した場合の発電量と電気料金節約シミュレーションを京セラのサイトで行ったものです[3]。
このシミュレーションは、以下の条件で行いました。
「東京都内で南向きに設置した」というのはかなりの好条件なので、首都圏でソーラーパネル発電を行った場合の最高レベルの結果となります。
年間の節約額が5万円程度。日中に売電している電力を夜間の消費に回せば金銭的出費が抑えられそうですね。
京セラ 太陽光発電で組んだ場合
京セラのソーラーパネルで2,000Wを組むとすると以下のようになります。
- 270W×8枚=2.16kW
- 270Wソーラーパネル(ルーフレックス KJ270P-5ETCG) 201,960円(税込)
- 合計金額:1,615,680円
ソーラーパネルを購入するだけでこの金額。さらに設置費用や蓄電池の料金が加算されます。補助金などもあるため、条件によっては数年後にはプラスになることもあり得るのでしょうか。
屋根に取り付けるタイプなので、デッドスペースを有効活用できるのがメリットですね。また、近隣に高層住宅がない場合、日照条件も安定するため、計算が立ちやすいという利点があります。
ALLPOWERS R3500で組んだ場合
ALLPOWERS R3500でスマートホームエネルギーキットを組む場合です。
- ALLPOWERS R3500 380,000円
- ALLPOWERS 400W ソーラーパネル×6枚=2,400W
- ALLPOWERS 400W ソーラーパネル 119,999円(税込)
- 合計金額:1,099,994円
ソーラーパネルだけで719,994円となります。さらにR3500プラス蓄電量に応じたB3000が必要となります。
庭などの平地にソーラーパネルを設置するには、一定の面積が必要になります。条件によっては、この必要面積がデメリットとなることがあります。
導入コストや引っ越しや故障した場合の入れ替えや修理などを考慮すると、ALLPOWERS R3500を基盤に置くスマートエネルギーキットには多くのメリットがあることが分かります。
面積に余裕がある場合は、完全に屋外用のソーラーパネルを使用することで、折りたたみソーラーパネルよりもさらにコストを抑えることができます。
カスタマーサポート

ALLPOWERSは、グリーンエネルギー分野で世界的に躍進している企業です。
このレビューを書くために、海外情報を調査してみると、北米はもちろんのこと、サステナビリティに意識の高いドイツやポーランドでも高い評価を受けていることが分かりました。
ALLPOWERSは、持続可能なエネルギーを誰にでもアクセスできるようにすることを約束しています。炭素フットプリントを減らし、エネルギー料金を節約できる費用効果の高いソリューションを提供することを目指しています。
日本市場で知名度があるだけで企業の存続度が高いわけではありません。日本の市場はとても小さいため、世界中で受け入れられている安全性の高いメーカー製品を選ぶことが安心です。
つまり、企業の継続性の高い製品を選ぶことが、長くカスタマーサービスを受ける秘訣です。
ALLPOWERS社は、ホームバックアップの分野で北米・ヨーロッパで一定の評価を受けており、安全性が高いと言えます。
また、ALLPOWERS日本支社も、日本で「ALLPOWERS」というブランドを立ち上げるために全力で取り組んでいます。代理店ではなく、本社直営なのでとても安心できます。これは、日本市場を重要なマーケットと捉えていることの証左です。
項目 | 概要 |
---|---|
住所 | 〒194-0003 東京都町田市小川3丁目9-3 |
お問い合わせ窓口 | https://allpowers.jp/pages/contact |
https://twitter.com/ALLPOWERSJapan | |
https://www.instagram.com/allpowersjapan/ |
以下はALLPOWERS社担当の方からのメッセージです。
ALLPOWERS社は、OEMを委託した一部の企業とは異なり、ポータブル電源とソーラーパネルの開発・デザインをすべて自社で行っています。ソーラーシステムの分野には自信があります。
アウトドア用電源だけでなく、家庭用節電システムの技術開発の強みも活かして、お客様に最適な電源ソリューションを提案することができます。
また、当社ではサポート体制を重視しています。ご購入後はもちろんのこと、ご購入を検討中の方にも、日本人スタッフによる電話・メールサポートを提供しています。
実際にALLPOWERS社の方とのやりとりでも、レスポンスが迅速で正確なため、非常に安心感があります♪
実際の使用シーン:動画あり
停電などの際に備えて、常に商用電源に接続しながら使用するため、充電時のファン音は重要な検討事項の1つです。
充電が始まるたびに気になる音が鳴っては使用に差し支えますよね。そこで、静音充電、普通充電、急速充電の3つの充電モードごとに騒音レベルを計測しました。
また、単一製品では音の印象がつかみにくいと思われますので、エコフロー デルタ2とファンの音量を比較しています。基本的に家電を使用しているときのファンの音量と充電時の音量は同じです。
関連製品の比較 エコフロー・ブルーティ
この項目では、R3500の優位性や選択肢を、競合他社の製品と比較して明確に説明します。
比較対象は、EcoFlow、BLUETTI、Anker、Jackeryの最大容量の製品と表で比較します。
- EcoFlow DELTA Pro
- BLUETTI AC500 + B300S
- Anker 767 Portable Power Station
- Jackery 3000 Pro
製品 | 最大容量 | 出力 | 基本価格 | サポート | UPS |
R3500 | 101,376Wh | 3,500W | 38,0000円 | 15ms | |
EcoFlow | 10,800Wh[※1] | 3,000W | 440,000円 | 30ms(EPS) | |
BLUETTI | 18,432Wh | 5,000W | 59,8000円 | 20ms | |
Anker | 4096Wh | 2,000W | 489,800 | 20ms | |
Jackery | 3,024Wh | 3,000W | 2,799ドル | なし |
[※1]本体+エクストラバッテリー+15kWhパワーシステムで組んだ場合
上記の表から、競合製品となりうる「EcoFlow DELTA Pro」と「BLUETTI AC500 + B300S」の2つの製品を詳しく比較し、ホームバックアップに適した製品を選ぶための情報を提供します。
バッテリー容量 R3500が一桁大きい拡張性

ホームバックアップにおいて、バッテリー容量は重要な購入決定要素です。
R3500は、一桁違うほどの拡張性を持っているため、この点において優れています。
当然、その分コストがかかりますが、拡張余力を持つことは製品寿命に関わるため、大きければ大きいほど性能が良いと言えます。これだけバッテリー容量の拡張ができれば、家庭だけでなく、小規模な事業所やオフィスへの導入も考えられます。
実際、管理人の事務所でもR3500からエアコンやオフィス機器へ電力供給しています。
出力電力
製品 | 出力 |
---|---|
ALLPOWERS R3500 | 3,500W(最大定格7,000W) |
EcoFlow DELTA Pro | 3,000W(最大定格6,000W) |
BLUETTI AC500 + B300S | 5,000W(最大定格8,000W) |
基本性能だとBLUETTI AC500 + B300Sが突出しています。
3,000Wあればエアコン、電子レンジ、炊飯器あたりは同時に使用できると思います。
サポート・アフターサービス
製品 | サポート |
---|---|
ALLPOWERS | |
EcoFlow | |
BLUETTI | |
Anker | |
Jackery |
どのメーカーも日本に根を下ろし、日本法人を設立しています。
全てOEMではなく、自社で研究・企画・設計・製造・販売までを一手に担う一流メーカーです。当然、どのメーカーも素晴らしいカスタマーサービスやアフターフォローを提供しています。
実際に全メーカーの製品を所有し、カスタマーサービスとのやりとりを経験しました。その体感を評価としました。
中でも、アンカーとジャクリーのカスタマーサービスの質は、日本メーカーのシャープや日立と同等レベルのサービスを提供していると感じました。
UPS機能

製品 | UPS | 評価 |
---|---|---|
ALLPOWERS R3500 | オフライン方式 15ms | |
EcoFlow DELTA Pro | 30ms(EPS) | |
BLUETTI AC500 + B300S | オフライン方式 20ms |
ホームバックアップとして使用する場合、UPS(無停電電源装置)機能の瞬断スピードは重要なスペックです。
切り替え時間が遅いと、急な停電時に接続している家電の電源が落ちてしまいます。商用電源が復旧したときに、再度接続が回復する家電は良いのですが、エアコンやパソコンのような家電では致命的です。
これらの家電は、もう一度電源を入れないと正常に動作しません。この要素に関しては、ALLPOWERSの製品が優れています。
BLUETTI AC500 + B300Sも20msなので、実用上はほぼ同等の性能だと思います。
一方、EcoFlow DELTA ProはUPSではなくEPS(非常用電源装置)であり、30msと公称しています。
EPSはUPSよりも若干劣っているようです。
長所と短所
この項目では、製品の長所と短所を箇条書きで列挙し、バランスの取れた判断ができるように公平な情報を提供します。
結論:ホームバックアップを導入するならばALLPOWERS R3500&B3000がおすすめ
ALLPOWERS R3500について、ALLPOWERSのCEOであるマークは以下のように述べています[4]。
R3500 Smart Home Energy Kitは、ゼロカーボンのエミッションフューチャーに貢献するために設計しました。
必要なスマートグリーンエネルギー製品をすべての家庭に提供することを目的としています。
ALLPOWERS R3500は、その高いバッテリー容量と性能、使いやすさ、手頃な価格、そして電力料金の節約を実現する機能を備えており、多くのユーザーにとって魅力的なポータブル電源となっています。
メンテナンスコストも低く、故障時のサポートが充実しているため、長期的に安心して利用できます。ただし、重量が若干重い点は注意が必要。ALLPOWERS R3500は、高いエネルギー効率と使いやすさを兼ね備えた持続可能なエネルギーソリューションです。
電気料金が値上がりしていく中で、R3500を中心としたシステムは長い目で見ると非常にコストパフォーマンスの高い投資となるでしょう。
コンパクトでスタイリッシュなデザインは、どんな家庭にも馴染み、スマートホームやオフグリッド生活に最適な製品と言えるでしょう。コストパフォーマンスが高く、環境に優しいエネルギー供給を実現するR3500は、長期的な電気料金削減を考えている方にとって理想的な選択です。
最後に、この記事がALLPOWERS R3500の購入を検討している方々に有益な情報を提供できていることを願っています。
項目 | 一般販売価格 | 予約販売価格 | プロモーションコード使用 |
価格 | 380,000円 | 266,000円 | 247,000円 |
割引率 | 0% | 30% | 35% |
割引額 | 0% | 114,000円 | 133,000円 |
皆様へのお知らせとなりますが、2023年5月20日から2023年6月15日まで、ALLPOWERS R3500が特別割引価格でご利用いただけます。
通常価格380,000円のところ、提供されるプロモーションコード「R3500PRN」をご利用いただくことで、35%オフの247,000円で購入可能となります。
本製品はその機能性と耐久性から高い評価を受けており、購入をご検討されている方には大変お得な機会となることでしょう。
こちらは期間限定の特典となりますので、興味をお持ちの方はぜひお早めにご検討ください。
よくある質問と関連情報
- ALLPOWERS社の会社概要は?
-
ALLPOWERSは、グリーンエネルギー分野で世界的に躍進している企業です。北米はもちろんのこと、サステナビリティに意識の高いドイツやポーランドでも高い評価を受けている。
ALLPOWERSは、持続可能なエネルギーを誰にでもアクセスできるようにすることを約束しています。炭素フットプリントを減らし、エネルギー料金を節約できる費用効果の高いソリューションを提供することを目指しています。 - ALLPOWERS日本支社はどこ?
-
住所:〒194-0003 東京都町田市小川3丁目9-3
お問い合わせ窓口:https://allpowers.jp/pages/contact - 他社のバッテリーを接続できますか?
-
いいえ、R3500 は B3000 拡張バッテリー バックとのみ互換性があります
- B3000はALLPOWERSの他製品に接続できますか?
-
はい、B3000はALLPOWERS R3500、R4000/S5000シリーズと互換性があります。
- R3500はUPSとして使えますか?切り替え時間は?
-
はい。コンセントに接続した後、R3500スマートホームエネルギーキットは充電され、スタンバイ状態を維持します。電力が遮断されると、15msで即座にバッテリーバックアップ電力とサージ保護機能を提供します。
- R3500はスタンドアローンで使える?
-
はい、100% モジュール式で、R3500とB3000の両方を独自の電源ベースとして別々に使用できます。
- 他社製のソーラーパネルは使えますか?
-
はい。ただし、ソーラーパネルが適合している必要があることに注意してください。
1.開放電圧 12-150V
2.XT60コネクタ対応
脚注
↑1 ひと月の電気代が10万円超え!?オール電化住宅の電気代を考える(経済産業省 資源エネルギー庁)
↑2 ポータブル電源におけるUPS機能の違いと対応製品の紹介
↑4 ALLPOWERS’ Cutting-Edge and Green-Friendly R3500 Smart Home Energy Kit to Launch on Kickstarter
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