
EcoFlow 60W ソーラーパネルは2022年4月に発売された製品です。
EcoFlow RIVER miniをソーラー充電するために購入しました。
EcoFlowのポータブル電源はもちろんですが、MC4コネクタなのでケーブルを用意すれば他社製品でも接続できます。
この記事ではRIVER miniだけでなく、RIVER ProやBLUETTI EB3A、Anker PowerHouse Ⅱ 400などで実証していきます。
価格は他社折り畳みソーラーパネルと比べて平均的。質感や造りはトップクラス。
発電能力は35%〜45%程度(4月のデータ)でしたので平均点以上の性能。季節によってはもう少し出そうです。
この記事ではさまざまなポータブル電源との組み合わせ・互換性や製品画像・同梱物などをご紹介していきます♪
EcoFlow RIVER miniとEcoFlow 60W ソーラーパネルの組み合わせ
同じメーカーの組み合わせなので相性はバッチリ。
ケーブルを追加で購入することなく接続できます。
ソーラーパネルとポータブル電源の繋ぎ方
まず、RIVER miniの付属品であるMC4-XT-60ケーブルを用意します。
黄色いコネクタをポータブル電源に接続。

そして、ケーブルの反対側 MC4(二股になっている)をソーラーパネルから出ているMC4ケーブルに接続。
ケーブルに目印のセールが貼ってありますので間違えることはないと思います。


発電量は35W〜45Wくらいでした
4月下旬、気温24℃ 風はほとんどなく、少し雲がある日に実証実験しました。
太陽光が力強さに欠ける天気でしたが平均して40%程度でソーラー充電できました。
バッテリーが空の状態から5時間でフル充電する計算です。
日差しに恵まれていればもう少し早く充電が可能。



夜間にガジェットの充電などでバッテリーを使っても、日中晴れていればその分は補充可能。
災害時にスマホやタブレットは使い続けることができる持続可能な電力供給ユニットの完成!
EcoFlow RIVER ProとEcoFlow 60W ソーラーパネルの組み合わせ

EcoFlow RIVER Pro(+エクストラバッテリー)とEcoFlow 60W ソーラーパネルを接続してみました。
クラウドファンディングで購入したものです。
こちらもRIVER mini同様、RIVER Pro付属のMC4-XT-60ケーブルを使います。

発電量はRIVER miniと同程度の平均40W。RIVER Proはバッテリー容量が720Whなので60Wソーラーパネルでは少し力不足です。
空の状態からフル充電まで18時間かかります。日照時間を考えると2〜3日必要ですね。
少し容量の少ないRIVERやRIVER Maxならば実用度が上がります。

RIVER Proに接続することでエクストラバッテリーも充電できます。
逆にいうとエクストラバッテリー単体では充電できません。
この組み合わせだと容量が1,440Whになるので60Wソーラーパネルでは完全に力不足。
以下のソーラーパネルがおすすめです。
特に220Wのソーラーパネルは両面受光型ソーラーパネルで裏面からも発電します。
バッテリー残量30%になったら80%まで60Wソーラーパネルで回復する、といった使い方であれば実用的だと思いました。
可能であれば100W以上のソーラーパネルの方がいいですね。

参考記事:EcoFlow RIVER Proをソーラーパネルで充電する3つの方法|実機レビュー
BLUETTI EB3AとEcoFlow 60Wソーラーパネルの組み合わせ

他社のポータブル電源でも接続することができます。
試しにBLUETTI EB3Aと繋いでみました。
参考記事:BLUETTI EB3A をソーラーパネルで充電してみよう!(実機レビュー)
この組み合わせの場合は「MC4-DC7909ケーブル」が別途必要になります。
管理人は「Smart Tap MC4 - DC8mm 延長ケーブル 10m」を使っています。
ポータブル電源の入力ポートがDCなので、ソーラーパネルのMC4と接続するため必要です。
平均30Wで充電できました。ケーブルが10mと長いため送電ロスが発生しています。
短いケーブルならばRIVER miniを充電するのと同じくらいの発電量になると思います。

Anker PowerHouse Ⅱ 400&800とEcoFlow 60Wソーラーパネルの組み合わせ

Ankerのポータブル電源はソーラー入電ポートがDC7909です。
上記のEB3Aと同じように「MC4-DC7909ケーブル」が必要です。
今回はパワーハウス400で行っていますが、「Anker 521 Portable Power Station」などのリン酸鉄リチウム電池シリーズでも同じように接続できます。
Anker PowerHouse II 400の入電上限が65Wなので60Wソーラーパネルでも力不足感はないですね。欲を言えば80Wソーラーパネルだとフル充電65Wで行えそうです。


参考記事:Anker PowerHouse II 400をソーラーパネルで充電してみた
TogoPower&BALDRとEcoFlow 60Wソーラーパネルの組み合わせ

TogoPowerとBALDRのポータブル電源の入電ポートはDC7909です。
EB3AやAnkerと同じように「MC4-DC7909ケーブル」があればEcoFlow 60Wソーラーパネルと接続できます。


参考記事:TogoPower ADVANCE350 実機レビュー コンパクトボディに機能全盛り!
EcoFlow 60Wソーラーパネルの開封レビュー
EcoFlow 60Wソーラーパネルの開封レビューです。
質感やスペック、同梱物などをお伝えします。
宅配用の段ボールから出すとしっかりした化粧箱が出てきます。
パッケージ・外観


箱から出すと布地のケース。持ち運びに便利な持ち手付きの収納袋です。キックスタンドも兼ねています。


収納ケースを開けるとソーラーパネルが入っています。

取扱説明書は完璧な日本語でイラストが豊富なのでわかりやすいです。



パネルの細かい仕様を見ていきます。
まずは裏面の生地を。他メーカーにはない高級感ある布地です。

パネル面もETFEフィルムが貼られていて製品寿命は長そうです。




パネル面、コネクタ部分の耐候性は防水防塵規格IP67程度。
IP67は「粉塵が内部に侵入しない」かつ「規定の圧力、時間で水中に浸漬しても有害な影響を受けない」という性能。
ソーラーパネルは雨の中で使うものではないので「突然の雨で濡れてしまっても平気」くらいですね。
野外に常設することは避けた方が良いです。その用途では野外用ソーラーパネルを使いましょう。
EcoFlow 60Wソーラーパネルの組み立て方

組み立て方は簡単。
不器用な女性(管理人)でも30秒かかりません。
構造が簡単+軽いので扱いやすいです。


4ヶ所、収納ケースのカラビナとソーラーパネルのハトメを組み合わせて完成!



まとめ
EcoFlow社のポータブル電源を使っている方にはおすすめできるソーラーパネルです。
付属品を繋げるだけなので迷うこともなく安心。
若干価格が高いですが、製品の作りや考えられる寿命を考えると妥当かと思います。
特にRIVER miniとEcoFlow 60Wソーラーパネルの組み合わせはコンパクトな発電所のよう。
どのような状況でもスマホを使い続けられるシステムが作れます。
他社のポータブル電源でもケーブルの種類によっては接続できます。
EcoFlow 60WソーラーパネルはMC4ケーブルなので汎用性がとても高いです。
「このポータブル電源で繋げるかな?」など質問がありましたらコメントで教えてください♪
完全な回答はできませんが一緒に考えたいと思います!
以上、EcoFlow 60W ソーラーパネルの使い方 実機レビュー RIVERシリーズにぴったりという話題でした♪