
TwitterのDMで質問をいただいたので記事にしてお返事します。

今回は、「ティファール等の電気ケトルを使えるポータブル電源ってありませんか?」という質問でした。
車中泊旅行する方は気になりますよね。
わたしも月に一回は車中泊します(コロナ中はおやすみ)。
コーヒーを飲むでもカップラーメンを作るのでも、冬は湯たんぽ用意するにもお湯を沸かす必要があります。
ティファール等の電気ケトルを使えるポータブル電源ってありませんか?
「EcoFlow DELTA mini」、「Jackery ポータブル電源 1500 PTB152」が良いと思います
この記事では、ポータブル電源を用いて、車中泊やキャンプで電気ケトルを使う方法を3つご紹介します。
ポイント3つ
条件的にはドライヤーと同じなので以下の記事も参考になるかもしれません。
車中泊・キャンプでドライヤーを使いたい!1000W以上のポータブル電源(Jackery・EcoFlow)
電気ケトルは消費電力1200Wが主流です。
余裕を持って1500W以上の出力を持つポータブル電源を選ぶことをお勧めします。
結論になってしまうのですが「EcoFlow DELTA mini」が1番のおすすめ!
「EcoFlow DELTA mini」は容量882Whとコンパクトですが、ACコンセント出力はしっかり家電が使える1,400W。
価格は115,500円、セール時には8万円台で手に入れることができます。

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DELTA miniの特徴は以下の通り。
特徴
- 家電が使えるポータブル電源としては軽い!
- 1,000Wh以下で家電をちゃんと使うには唯一の選択肢
- ACコンセントが1,400W(ほとんどの家電が使える)
- 急速充電(X-Stream)により1時間で80%まで、約1.6時間でフル充電
- 女性でも持ちやすい形状、キッチンにあっても違和感のないシンプルデザイン

レビューでは実際に電気ケトル(ティファール)を使った様子を記録しています。
EcoFlow DELTA mini 実機レビュー | 女性が片手で持てるコンパクトさで家電が使える!
ティファール等の電気ケトルを使えるポータブル電源の選び方
まず電気ケトルをいくつか見てみたいと思います。
ビックカメラの電気ケトル特集ページがまとまっていたので、そこから人気モデルを3つ選びました。
- アイリスオーヤマ 電気ケトル IKE-1001
- ティファール 電気ケトル 「ジャスティン プラス」 シンプルモデル 1.2L KO3408JP
- バルミューダ 電気ケトル BALMUDA The Pot K02A-BK
名称 | 必要W数 | 500mlを沸かすのに必要な時間 | 500mlを沸かすのに必要な電力量 |
---|---|---|---|
アイリスオーヤマ | 800W | 4.5分 | 60Wh |
ティファール | 1250W | 3.5分 | 73Wh |
バルミューダ | 1200W | 2〜2.5分 | 50Wh |
まず、「2.ティファール(1250W)」「3.バルミューダ(1200W)」は使用W数が1,000Wを超えていますので、「EcoFlow DELTA mini」、「Jackery ポータブル電源 1500 PTB152」「EcoFlow DELTA Max」などが適合ポータブル電源になります。
次項で解説します。
ティファール 電気ケトルを余裕で使えるおすすめポータブル電源3つ
ティファール 電気ケトルも余裕で使えるモンスター級のポータブル電源をご紹介します。
当サイトの「ポータブル電源おすすめランキング」で8万円以上部門のランキング上位にあたる製品です。
- EcoFlow DELTA mini(115,500円)
- Jackery ポータブル電源 1500 PTB152(179,880円)
- EcoFlow DELTA Max(187,800円)
出力1000Wを超えても余裕がある製品はどうしても10万円以上のものになってしまいます。
しかし、上記の3つですと電子レンジやドライヤーも使えるのでキャンプ、車中泊のみならず災害・停電対策としても有益です。
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以下の動画は「EcoFlow DELTA Max」でお湯を沸かしている様子です。
DELTA miniとDELTA Maxの間にDELTA1000があります。
DELTA miniでは容量が足りない、DELTA MAXでは少し予算が超過してしまう、といった場合にぴったり。
EcoFlow DELTA1000 実機レビュー 1,000Whクラスの大本命!
「家電を使う」ことに関してはEcoFlow社の製品がとても長けていますね。
800Wの電気ケトルが使えるポータブル電源
次に「1.アイリスオーヤマ(800W)」であれば、1000Wのポータブル電源で使用できますので少し選択肢が広がります。
以下に定格1000Wのポータブル電源をご紹介します。
- Jackery ポータブル電源1000(139,800円)
- MaxPower ポータブル電源 PL1000J 1000W(116,000円)
- JVCケンウッド ポータブル電源 BN-RB10-C(148,500円)

上記の画像は「JVCケンウッド BN-RB10-C」のものです。
電気ケトルの使用がしっかり想定されています。
上記の4つに加えて、「EcoFlow RIVERシリーズ」もおすすめしています。
X-Boostテクノロジーで「電圧を下げる」ことによりドライヤーを使えるようになります。
上記4モデルとは仕組みが違うため、下記「EcoFlow RIVERシリーズで電気ケトルの電圧を下げて使う」の項で説明しています。
3.EcoFlow RIVERシリーズで電気ケトルの電圧を下げて使う(3万円台から)

「EcoFlow RIVER シリーズ」とは、EcoFlowがポータブル電源に求められる「安心・安全・安定」の、さらに高いレベルを満たすために産み出した次世代ポータブル電源です。
最大の特徴は、高出力電化製品の「電圧を下げる」こと(X-Boostテクノロジー)により、最大1200Wの家電が使えるという機能。
例えば、1200Wの電気ケトルを600Wまで下げて使うことができます。
出力が下がるので、電気ケトル使用時間は長くなります。
しかし、手に入れやすい価格帯(3万円台)で電気ケトルやドライヤーなどの高出力家電が使える唯一のポータブル電源です。
実際に「RIVER MAX」と壁についているコンセントで1リットルのお湯を沸かす時間を比べてみました。
結果は、「RIVER MAX」が10分41秒、コンセントが4分42秒でした。
この価格帯で電気ケトルを使うことができるポータブル電源がないことを考えると、時間が多少かかってもお湯が沸かせるメリットは素晴らしいものです。
詳しくは、「【EcoFlow】RIVERシリーズどれを選べばいいのかな?【他ブランドとの比較・使える家電の紹介】」でご説明しています。
まとめ
1000W以上の電気ケトルを使いたいならば、「EcoFlow DELTA mini」、「Jackery ポータブル電源 1500 PTB152」の二択!
1000W以下の電気ケトルを使うなら「Jackery ポータブル電源 1000」「JVCケンウッド BN-RB10-C」「EcoFlow RIVERシリーズ」の3つがおすすめ。
「Jackery ポータブル電源 1000」と「JVCケンウッド BN-RB10-C」は同じモデルだと思います。
【JVC電源】BN-RB10-C(JVCケンウッド)とJackery1000は同じなのかな?
カスタマーサービス的には「JVCケンウッド BN-RB10-C」、価格的には「Jackery ポータブル電源 1000」。
冒頭でもお伝えしましたが、迷ったら「EcoFlow DELTA mini」で良いと思います。まず後悔のない製品です。
女性が片手で持てる重さで10万円ちょっと。出力1,400W・容量822Whとドライヤーも電気ケトルもしっかり使えます。
7/4 20時から楽天市場で4時間限定25%オフになります。ソーラーパネルセットも同じく25%オフ!
おまけで、「直流家 ワクヨさん 12V 車載用湯沸器」をご紹介。
車のシガーソケットから電力をとるタイプの電気ケトルです(消費電力は110~120W)。
当然、ポータブル電源のシガーソケットからも使えます。
難点は湯沸かし時間が長いこと。400mlの水を沸かすのに20~30分かかります。
消費電力が低い代わりに時間がかかります。
メリットとしては、消費電力が120W程度なので適合するポータブル電源がとても多くなります。
「時間がかかってもいいよ!」という方にはおすすめ。
リンクをタップでそれぞれの項目↑に飛びます
以上、ティファール等の電気ケトルを使えるポータブル電源ってありませんか?1000W以上の出力が必要!という話題でした。