DEENO X1500 検証レビュー 高度な安全技術を搭載したポータブル電源

DEENO X1500 検証レビュー 高度な安全技術を搭載したポータブル電源 ポータブル電源の使い方
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家電がしっかり使えるポータブル電源が一般的に10万円以上と高価な中、DEENO ポータブル電源 X1500は、9万円以下でほぼ全ての家庭用家電の利用が可能です。同等スペックの製品であるエコフロー デルタ2と比べても30%近く低価格になっています。

DEENO ポータブル電源 X1500の特徴は、家庭用家電がしっかり使えて、使い方も簡単、ディスプレイが非常に美しく、価格が安い、先進技術により安全性が高い、といったもの。派手な機能はありませんが、使いやすさ、安全性に重点を置いた製品。普段使いや災害時にはこういった質実剛健なタイプが役に立ちます。

私は今までに50台以上のポータブル電源を検証してきました。その観点から、5つの評価基準で詳細なレビューを行います。機能性はもちろんのこと、実際に家電を使ってみたり、さまざまなソーラーパネルでの充電、他社ライバル製品との比較などを記述しています。

各ポイントについては、図解や写真を添えて、より視覚的に理解を深めていただけるよう心掛けています。 それでも解決策が見つからない場合は、どんな質問でも大歓迎ですので、お気軽にコメント欄で教えてくださいね。

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DEENO GT
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製品スペック 同梱物・取扱説明書

DEENO ポータブル電源 X1500
アイテム名DEENO ポータブル電源 X1500
型番PS151032
メーカーDEENO GT
価格希望小売価格:109,600円
クーポン利用価格:83,600円
容量(Wh)1,036Wh
出力(W)1,500W
サージ3,000W
サイズ横393×高さ239×奥行き227mm
約14.8kg
バッテリーリン酸鉄リチウムイオン
費用対容量(1Whあたり単価)76.8円
出力(AC出力・DC出力・USB)AC:3口
DC/シガーソケット:3口
USB:3口 18W
Type-C:2口 100W
ワイヤレス:1口 15W

外観・基本機能

DEENO ポータブル電源 X1500
画像参照:DEENO ポータブル電源 X1500公式サイト

DEENO X1500は、深いグレー色が特徴の高性能ポータブル電源です。その設計には、ユーザビリティと便利さが重視されています。デバイスの正面には、全ての接続ポートが整然と配置されており、干渉を最小限に抑えるために十分なスペースが確保されています。

DEENO ポータブル電源 X1500

左上には三つのACコンセントがあり、定格出力は1,500W(ピーク時3,000W)。電子レンジやエアコン、電気ケトルなど一般的な家電が使用できます。

DEENO ポータブル電源 X1500

底部には、USBポートが設置されています。USB Type-Aは3口(各18W)、USB Type-Cは2口(各100W)があります。特筆すべきは、2つのUSB Type-Cポートがそれぞれ100Wの出力を持つ点で非常に便利です。

DEENO ポータブル電源 X1500

デバイスの右側にはシガーソケットポートとソーラーパネル入力があり、中央には明瞭なディスプレイが搭載されています。

DEENO ポータブル電源 X1500

このディスプレイは、バッテリー残量、現在の使用出力、残り使用可能時間、出力中のポート、安全に関する情報など、多岐にわたる情報を提供します。

DEENO ポータブル電源 X1500
DEENO ポータブル電源 X1500

DEENO X1500の側面は、吸気口と排気口が大きく取られており、効果的な冷却を実現しています。

DEENO ポータブル電源 X1500

また、背面にはLEDライトが装備され、25%、50%、100%、SOSの4段階の明るさ調節が可能です。

DEENO ポータブル電源 X1500

上面は平らで使いやすく、15Wのワイヤレス充電が可能です。広々としたスペースは8インチのタブレットもしっかりと置くことができます。

DEENO ポータブル電源 X1500

持ち手には省スペース設計の隠しハンドルを採用しています。伸縮式の設計には経年変化に対する懸念がありますが、その持ちやすさは一見の価値があります。

同梱物・取扱説明書

DEENO ポータブル電源 X1500の同梱物
DEENO ポータブル電源 X1500の同梱物

同梱物は以下の通りです。

  • ACアダプター
  • MC4 to DC7909 ソーラー充電ケーブル(280cm)
  • 12V DC車載シガーライター
  • 取扱説明書

DEENO X1500取扱説明書(クリックするとPDFが開きます)

DEENO ポータブル電源 X1500の同梱物
ACアダプターは17cmほど

ACアダプターは、比較的大きめですが充電時の熱の分散に一役買っています。

DEENO ポータブル電源 X1500の付属ソーラーパネルケーブル
DEENO ポータブル電源 X1500の付属ソーラーパネルケーブル

同梱物の中にはソーラーパネル充電ケーブル、MC4 to DC7909変換ケーブルも含まれています。MC4コネクタをソーラーパネルに、DCコネクタをDEENOポータブル電源に接続することで、ソーラーパネルからの充電が可能になります。

ケーブルの長さは280cmです。付属のケーブルとしては、非常に実用的な長さで購入者のことをよく考えていると感じました。

DEENO ポータブル電源 X1500の取扱説明書
DEENO ポータブル電源 X1500の取扱説明書

そして、日本語版と英語版が一冊にまとめられた取扱説明書が同梱されています。もしも説明書だけでは不明な点がある場合には、AmazonのDEENO公式ショップのカスタマーサービスが非常に親切で迅速に対応してくれます。

5つの評価基準での詳細レビュー

評価項目評価星印
機能性高い★★★★
デザイン一般的・使いやすい★★★★
使いやすさわかりやすい★★★★
価格格安★★★★
カスタマーサポート標準★★★

DEENO ポータブル電源 X1500に関する詳細なレビューを始めます。パワーバンクスが重視する評価基準は、製品の機能性、デザインと使い易さ、価格設定、そして製品サポートの提供の5項目です。これらの評価基準は、パワーバンクスのレビューポリシーに従っています。

もし何か説明が不足していると感じたら、お気軽にコメント欄からお知らせください

機能性:バッテリー容量1,036Whを実測検証・出力1,500W(50/60Hz 対応)

カタログでは、この製品のバッテリー容量は1,036Whと表示されていますが、公称値と実際の値が一致するか確認するために、計測を行いました。0%まで完全に消耗させた後、バッテリーを100%まで再充電しました。

DEENO ポータブル電源 X1500

結果として、実測値は1,030Whとカタログの値とほぼ一致しました。これは誤差範囲内の数値で、製品の表記は信頼できるものであると確認できます。また、充電コストは東京電力の料金を基に計算した結果、約23円でした。

DEENO ポータブル電源 X1500
白い計測器の下が使用電力価格です

この製品の出力は1,500Wで、通常の家庭で使用されているコンセントと同等です。これにより、電子レンジやヘアドライヤー、電気ケトルなど、出力が高い家電製品も使用することが可能です。これらの製品を実際にどのように使用しているかは、「製品の使用例」のセクションで解説しています。

さらに、この製品では周波数の切り替えが非常に容易に行えます。主電源スイッチをオンにし、AC出力スイッチもオンにすると、ディスプレイの左下に表示される「60Hz」が確認できます。この表示を「50Hz」に変更するには、主電源スイッチとAC出力スイッチを同時に押すだけです。

出力ポートはガジェットの充電に最適化

出力ポートはガジェットの充電に最適化
出力しているポートもディスプレイで確認できます

DEENO ポータブル電源 X1500は、大人数でのガジェット充電に理想的な製品です。他社製品を比較しても、使いやすさは上位でしょう。

出力ポートはガジェットの充電に最適化
  • AC:3口:家電など、AC電源が必要なデバイスの充電に適しています
  • DC/シガーソケット:3口:車載器具や車載冷蔵庫などのポータブル機器への給電
  • USB:3口 18W:スマートフォン、タブレット、カメラなどのUSBデバイスを直接充電可能
  • Type-C:2口 100W:最新のスマートフォンやノートPCなど、Type-Cをサポートするデバイスに対応
  • ワイヤレス:1口 15W:ワイヤレス充電対応のスマートフォンやデバイスを手軽に充電できます
DEENO ポータブル電源 X1500のワイヤレス充電
天板が広いので8インチタブレットもワイヤレス充電できます

グループキャンプや災害時に多数のデバイスを同時に充電することが可能となります。また、天板が平らでワイヤレス充電の範囲が広いので、デバイスを置く場所に困ることがありません。

停電時に便利なLEDライト搭載

ランタンやSOS用フラッシュとして使用可能なLEDライトを搭載し、アウトドアや非常時に利便性を提供します。

デザイン・使いやすさ

DEENO ポータブル電源 X1500
ディスプレイがくっきり
DEENO ポータブル電源 X1500
明るい野外でもはっきり見えます

なめらかな4.3インチのLCDディスプレイは、その視認性の高さが特徴的です。電子機器に馴染みのない方でも、瞬時にポータブル電源の状況を把握できます。

DEENO ポータブル電源 X1500のデザイン・使いやすさ
背の低いステーションワゴンでも使いやすい

背が低く、天板が平らな設計は、狭い空間での使用に真価を発揮します。例えば、車内での使用時にこの特性が役立つでしょう。

DEENO ポータブル電源 X1500のデザイン・使いやすさ
無印良品 頑丈収納ボックス特大に載せています

車内での利便性を考えると、スペックの近いエコフロー デルタ2と比較した場合、DEENO ポータブル電源 X1500がより取り回しやすいと感じます。

エコフロー デルタ2とDEENO ポータブル電源 X1500
エコフロー デルタ2とDEENO ポータブル電源 X1500

X1500は出っ張りがなく、天板が平らであるため、車内の限られたスペースでも邪魔になりません。また、出力ポートがすべて前面に集中しているので、背面に余分なスペースを確保する必要がありません。

対照的に、デルタ2は背面にACコンセントを配置しているため、設置する際にスペースを多く必要とします。実際に使ってみるととても不便な設計です。

エコフロー デルタ2は狭い車内のようなスペースでは、その形状から非常に使いにくいと言えます。一方、DEENO ポータブル電源 X1500はその使いやすさとスペース効率で優れています。

安全性と耐久性

DEENO ポータブル電源 X1500の安全性

DEENO X1500は、多くの国際的な安全規格、PSE、UN38.3、UL、FCC、RoHSなどに準拠しています。安全性と長寿命が特徴のリン酸鉄リチウムイオン電池を搭載。このバッテリーは3,500回以上の充放電サイクルを誇り、毎日使っても10年以上にわたり使用できます

この製品のキーとなるのは、独自のDEENO GT Intelligent BMS(DiBMS)バッテリー管理システムです。このシステムは、デュアルプロテクションシステムやUL1577レベルの双方向通信隔離システム、インピーダンストラッキングSOC統計アルゴリズムなど、多くの特許技術を駆使しています。

特に注目すべきはデュアル保護温度検出システムで、これはテスラの戦略に似ています。リアルタイムに検出データを制御ボードに更新し、必要に応じて保護戦略を展開します。その結果、リン酸鉄リチウムイオンバッテリーが高温にさらされた場合でも、点火や爆発を防ぐことができます。

さらに強化パネルと8つの角の強化による耐衝撃性能を備えています。その結果、高さ50cmからコンクリート床への落下テストを無事にクリアすることができました。最後に、DEENO X1500は優れた放熱システムと、ABS + PC 94-V0 耐火材料で作られた筐体を装備しています。安全性と耐久性は高いレベルで担保されています。

価格と購入先

DEENO ポータブル電源 X1500の家電量販店での価格
DEENO ポータブル電源 X1500の家電量販店での価格

この製品の価格設定はちょっと混乱するかもしれませんね。例えば、ビックカメラノジマオンラインでは、希望小売価格は120,560円と表示されています。一方、Amazonなどのオンラインショッピングモールでは、希望小売価格109,600円(実売価格83,600円)となっていることが多いのです。

私がこの製品について感じる問題点は、どこで購入すれば良いのかが一見して分からないこと、そして価格が店舗ごとに異なるために、適正価格を判断しづらいことです。基本的に、9万円以下なら「お得な価格」と言えます。

購入先としては、「Deeno GT Japan」というアマゾンの出品者をおすすめします。ここはDEENO社本体が運営しています(筆者確認済み)。

一方、保証の問題やショッピングローンを利用したい場合、家電量販店での購入も選択肢の一つになるでしょう。ポータブル電源という、まだ知名度の低いカテゴリにおいて、大手量販店で取り扱いがあるというのは安心感をもたらします。

この価格で提供される性能としては、かなりのコストパフォーマンスだと感じます。例えば、同じく容量や出力が近い競合製品、エコフロー デルタ2(143,000円)と比較してみると、その価格差は一目瞭然です。詳細な比較については「関連製品の比較」でご覧いただけます。

製品サポート

DEENO ポータブル電源 X1500

DEENO製品は、初期の状態では2年の保証が提供されています。

しかし、特定の手続きを踏むことで、この保証期間は5年に延長されます。手続きを行うためには、「support02@deeno.com」に連絡を取る必要があります。Amazonで購入した製品も公式サイトで保証期間を延長できます。

また、返品や保証についての詳細はDEENO公式サイトに掲載されています。

製品の使用例

DEENO ポータブル電源 X1500は定格出力1,500Wで、通常の家庭で使用されているコンセントと同じ電力です。

アウトドアや車中泊、災害時にも電子レンジやヘアドライヤー、電気ケトルなど、生活必需家電を使うことができます。10万円以下でここまで使える製品はほぼありません。

IHクッキングヒーター

DEENO ポータブル電源 X1500とIHクッキングヒーター
DEENO ポータブル電源 X1500とIHクッキングヒーター

今回使用したIHクッキングヒーターは「ドリテック ピッコリーノ」です。このIHヒーターは100Wから1,000Wまで10段階に出力を調節することができます。

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最大出力で使用した場合でも、約1時間半連続で使用することが可能でした。これにより、お湯を沸かす、ラーメンを作るなどの料理はもちろん、最大出力が必要な状況でも安心して使うことができます。

DEENO ポータブル電源 X1500とIHクッキングヒーター

また、保温状態を維持する必要がある鍋料理のような料理では、2時間以上の長期間使用することができました。コーヒーを飲むくらいのお湯であれば、1~2分で沸きますので電気ケトルよりも使いやすいと思います。

特に車中泊では、バッテリー残量に応じて火力を変えられるので、IHクッキングヒーターの方が汎用性が高いですね。

ポータブル冷蔵庫

DEENO ポータブル電源 X1500とポータブル冷蔵庫
DEENO ポータブル電源 X1500とポータブル冷蔵庫

車中泊やキャンプの旅行、さらには停電時の食物の保存として、ポータブル冷蔵庫は欠かせない存在となります。今回、BougeRVの車載冷蔵庫、Large 29L【CRPRO30】でどのくらいの時間使えるか検証しました。フル充電の状態から約60時間連続で使用できました

通常、車載冷蔵庫は、設定された温度に達すると間欠運転モードに切り替わり、その消費電力は0Wと40W程度の間で変動します。この機能は一部のポータブル電源にとっては課題となり、消費電力が0Wになる瞬間に、節電モードが作動し、結果として電源が自動的にオフになってしまうのです。

DEENO ポータブル電源 X1500とポータブル冷蔵庫
0%まで綺麗に使い切れました

しかし、DEENO X1500はこれとは異なり、10時間間負荷がない状態が続いた場合のみ電源が自動的にオフになります。実際に、私はシガーソケットポート(DC)を使用してポータブル冷蔵庫を2.5日間運用し続けましたが、電源が自動で落ちることはありませんでした。

このような特性は、電気毛布を使用する際にも同様に有用であり、いつの間にか電源がオフになってしまうという問題を防ぐことができます。

ポータブル電源で車載冷蔵庫を使う方法を詳しく知りたい方は、「ポータブル電源と車載冷蔵庫活用ガイド」をご覧ください。

エアコン

フル充電状態から始めて、エアコンをどの程度の時間稼働させられるかについて試してみました。

この検証の条件は「外気温が30℃、室温が27℃、天気は晴れ」というものでした。エアコンは除湿24℃設定で運用し、出力は平均で約300W程度です。

DEENO ポータブル電源 X1500
白い機器の上の数字が使えた時間です

検証結果からは、エアコンを稼働させ続けることができた時間は、2時間30分でした。短時間の停電であれば対応可能ですね。

日本の年間停電時間の推移
画像参照:経済産業省資源エネルギー庁

日本の平均停電時間は10分です(東日本大震災時の計画停電は除く)[1]。特に夏場はエアコンが短時間でも使えるのと使えないのでは、全く状況が異なります。小さいお子様や犬や猫、うさぎなどの家族を守ることができます。

無停電電源装置(UPS)機能は搭載していません。不在時にブレーカーが落ちるような停電が起きた場合は対応できません。在宅時に、停電したときにバックアップとしてしようすることに向いています。停電時にもエアコンを使い続けたい方は、「ペットを守る!停電時にエアコンを動かすポータブル電源ガイド」をご覧ください。

DEENO ポータブル電源 X1500
下の数字が取り出せた容量です

実際に取り出せたバッテリー容量は約760Whとなりました。製品のバッテリー容量が1,036Whであることを考えると変換効率は73%です。

検証をおこなって、「ちょっと使えるバッテリーが少ないなぁ」と思いました。しかしながら、同等のバッテリー容量を持つエコフローデルタ2でも、実際に使用できた電力は約800Wh程度でした。これを考えると、DEENO X1500のパフォーマンスは業界の標準範囲内にあると言えるでしょう。

電気ケトル・電子レンジ

DEENO ポータブル電源 X1500と電気ケトル
DEENO ポータブル電源 X1500と電気ケトル

DEENO ポータブル電源 X1500は、日常生活で頻繁に使用する家庭用電気ケトルもちゃんと動かすことができます。

通常の使用状況下では、このポータブル電源を使用して約50分間電気ケトルを稼働させることが可能。キッチン内で電源コンセントにアクセスできない場所で使用する際や、停電時などに特に役立ちます。

DEENO ポータブル電源 X1500と電気ケトル

停電時でもDEENO ポータブル電源 X1500を利用すれば、温かい飲み物を作ることが可能です。

災害時に温かいものを飲食できると気持ち的に安心しますね。ポータブル電源で電気ケトルを使う条件に関しては「ポータブル電源で電気ケトルを使う方法」で解説しています。

充電方法の詳細

DEENO ポータブル電源 X1500の充電方法
充電している様子

DEENO ポータブル電源 X1500の充電方法は3つ存在します。それぞれの方法を簡単に説明します。

バッテリーの容量に対して充電性能は低いです。どの充電方法を用いても、フル充電には5時間以上を要します。この点はあらかじめ頭に入れておくことをお勧めします。もちろん、時間に余裕がある場合や、スピードにこだわらない方にとっては、これは問題とはならないでしょう。

また、バッテリーの寿命を延ばすためには、高速充電よりも低速充電を選択することが、長期的に見て賢明な選択となることも確かです。私自身も、高速充電可能なポータブル電源であっても、約200W程度の低速で充電することを好んでいます。これはバッテリーに対する負荷を軽減し、ファンが回転せず静寂を保てるからです。

しかしながら、突然の大雨による停電など、緊急の電源需要が発生する場面では、急速充電機能は非常に価値を発揮します。そういった状況に備え、選択肢を持ちたいと考える方には、急速充電機能付きの製品を選択することをおすすめします。

一方、ポータブル電源を常に使用可能な状態に保つことが可能な方には、低速充電でも十分な機能性があると言えます。製品の寿命と利便性がトレードオフになっていますので、使用用途に合わせて選ぶと失敗が少ないと思います。

方法電力量フル充電までの時間
コンセントからの充電200W5~6時間
ソーラーパネル充電最大200W6時間
シガーソケットからの充電12V/8A 96W
24V/8A 192W
10~13時間
5.5~6.5時間

コンセントからの充電 実容量も計測しました

DEENO ポータブル電源 X1500の充電方法
196Wで充電している様子

コンセントからの充電は、製品に同梱されているAC充電アダプターを利用します。最大でもインプット200Wなので、ほぼファンが回ることはありません。外気温が高い場合は、バッテリー内部の温度が上がりやすいためファンが作動します。

DEENO ポータブル電源 X1500の充電方法
アダプターで交流を直流に変換する際に熱を発散します

反面、AC充電アダプターは高温になります。ちょっと手で持ち続けるのは難しいくらいです。充電時はアダプターの置き場所を考えて配置した方がいいですね。

ACアダプターで充電するポータブル電源は全て同じ問題を抱えています。私自身の場合、ソーラーパネル充電が主で、ACアダプターを用いての充電はほとんど行っていないです。ソーラーパネルを使用すれば、ACアダプターが抱える熱問題は解消されます。

DEENO ポータブル電源 X1500

カタログでは、フル充電まで5~6時間とありましたが、実際は5.1時間でした。実容量も1,030Whと正確でした。

2023/08/11追記:「DEENO S1500」がX1500の課題点を解消し、新機能を追加して登場しました。充電速度の向上、アダプターの熱問題の解消、そして業界最速の10ms無停電電源装置の搭載など。詳しくは「DEENO S1500とDEENO X1500の比較」の項目でご確認いただけます。

ソーラーパネル充電 実測6.5時間でした

電圧電流
12-32V8A
DEENO X1500のソーラー許容範囲

DEENO X1500のソーラーパネルとの連携について説明します。事例をいくつか提示して、具体的に他社製のソーラーパネルが使用可能であることを説明します。

  1. DEENO X1500は最大200Wの電力入力を受け入れ、12-32Vの電圧範囲と最大8Aの電流が許容範囲
  2. ソーラーパネル変換ケーブルを使用することで、これらの条件を満たす他社製のソーラーパネルとも接続可能
DEENO ポータブル電源 X1500とRENOGY 両面ソーラーパネル 220Wとの組み合わせ
同梱のMC4-DCケーブルとソーラーパネルを接続している様子

DEENO X1500のバッテリー容量は1,036Whあるため、完全に充電するには約6~7時間かかります。これは、理想的な日照条件下で200Wのソーラーパネルを使用した場合です。

次のセクションでは、具体的なソーラーパネルとの組み合わせを示し、その性能と効率、接続方法を検証していきます。接続方法に関してさらに詳しい解説が必要な方には、ポータブル電源とソーラーパネルの接続ガイドを用意してありますのでご覧になってください。

RENOGY 両面ソーラーパネル 220Wとの組み合わせ

DEENO ポータブル電源 X1500とRENOGY 両面ソーラーパネル 220Wとの組み合わせ
DEENO ポータブル電源 X1500とRENOGY 両面ソーラーパネル 220W
項目ポータブル電源ソーラーパネル
アイテム名DEENO X1500RENOGY
ポート形式DC7909MC4
電圧12-32V18.78V
電流8A12.24A
発電量200Wまで220W

「RENOGY 両面ソーラーパネル 220W」の組み合わせを試しました。同梱のMC4-DCケーブルで接続できます。庭に設置できる場合は、こういったフレーム型のソーラーパネルが耐久性高くおすすめです。製品寿命は約25年(メーカー公表値)となっています。

DEENO ポータブル電源 X1500とRENOGY 両面ソーラーパネル 220Wとの組み合わせ

この組み合わせは、発電量と電流が許容範囲を超過しています。特に電流が4アンペア超過しているので、その時の挙動を検証しました。具体的には、「DEENO GT DiBMSバッテリーインテリジェントマネジメントシステム」の過電流保護性能を確認しています。

この組み合わせでは、約150Wを記録しました。この150Wを電流8Aで割ると18.75Vとなります。ソーラーパネルは220W発電ですが、この組み合わせでは150Wが上限でしょう。電流4Aの超過はしっかりカットしていることがわかりました。

庭やベランダなどに設置する場合は、こういったフレーム型ソーラーパネルでも適合します。折りたたみソーラーパネルより出し入れが楽なのがメリットですね。

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EcoFlow 100W据置型ソーラーパネル(柔性)との組み合わせ

DEENO ポータブル電源 X1500とEcoFlow 100W据置型ソーラーパネル(柔性)との組み合わせ
項目ポータブル電源ソーラーパネル
アイテム名DEENO X1500EcoFlow 100W据置型ソーラーパネル(柔性)
ポート形式DC7909MC4
電圧12-32V17.1V
電流8A5.9A
発電量200Wまで100W

EcoFlow 100W据置型ソーラーパネル(柔性)」の組み合わせを試しました。同梱のMC4-DCケーブルで接続できます。約2kgと軽いため、ベランダの手すりなどに設置することも可能なタイプです。柔軟性があるので曲面に貼り付けてもいいかもしれません。

DEENO ポータブル電源 X1500とEcoFlow 100W据置型ソーラーパネル(柔性)との組み合わせ

電圧・電流ともに許容範囲内なので接続可能です。エコフロー 100WソーラーパネルはMC4コネクタなので、DEENO同梱のMC4-DCケーブルで接続することができます。

DEENO ポータブル電源 X1500とEcoFlow 100W据置型ソーラーパネル(柔性)との組み合わせ

実際に接続してみると、平均して70Wでの発電でした。バッテリー容量0%から100%までにするには15時間ほどかかってしまいます。

バッテリー容量30%から80%までの間を活用するのであれば7時間で十分なので、夜間にポータブル電源を使用し、日中にソーラーパネルで補充するといった使い方ができます。

POWERNESS SolarX S120 ソーラーパネルとの組み合わせ

DEENO ポータブル電源 X1500とPOWERNESS SolarX S120 ソーラーパネルとの組み合わせ
項目ポータブル電源ソーラーパネル
アイテム名DEENO X1500POWERNESS SolarX S120
ポート形式DC7909DC(4mm、6.3mm、8mm)
電圧12V-28V18V
電流8A6.6A
発電量200Wまで120W

「POWERNESS SolarX S120 ソーラーパネル」との組み合わせを試しました。接続に使用したケーブルは、ソーラーパネルに装備されている「DC7909コネクタ」でした。同梱のソーラー充電ケーブルは不要です。この組み合わせでは、MC4コネクタではないソーラーパネルとの組み合わせを試しています。

DEENO ポータブル電源 X1500とPOWERNESS SolarX S120 ソーラーパネルとの組み合わせ

MC4コネクタは、取り外しが少し面倒なのでDCコネクタのまま差し込めるソーラーパネルをお探しの方がいらっしゃるかと思いまして検証しています。この組み合わせでは、最大発電量78Wを記録しました。

DEENO ポータブル電源 X1500とPOWERNESS SolarX S120 ソーラーパネルとの組み合わせ

DCコネクタのソーラーパネルには、JackeryやAnker、BLUETTIの一部商品などがあります。使いたいソーラーパネルがDCコネクタでも直接接続できることが証明できました。

BougeRV フレキシブルソーラーパネル 200Wとの組み合わせ(MC4)

DEENO ポータブル電源 X1500とBougeRV フレキシブルソーラーパネル 200Wとの組み合わせ
項目ポータブル電源ソーラーパネル
アイテム名DEENO X1500BougeRV Yuma CIGS系ソーラーパネル 200W
ポート形式DC7909MC4
電圧12-32V25V
電流8A8A
発電量200Wまで200W

BougeRV フレキシブルソーラーパネル 200W」との組み合わせを試しました。

ソーラーパネルのMC4コネクタをDEENO X1500のDCコネクタに変換する必要があります。同梱のMC4-DCケーブルで接続できます。このソーラーパネルは、二つ折りできてしまうほどの柔軟性があり、屋根や壁、車の天井などに貼り付けて使うことができます。

DEENO ポータブル電源 X1500とRENOGY 両面ソーラーパネル 220Wとの組み合わせ

ソーラーパネルの電流も電圧もポータブル電源の許容範囲内に収まっています。電流値が高いソーラーパネルなので今までにご紹介してきた製品の中では最も発電効率が良くなるはずです。

DEENO ポータブル電源 X1500とRENOGY 両面ソーラーパネル 220Wとの組み合わせ
野外でもディスプレイがはっきり見えますね

この組み合わせでは、最大151Wの発電量を記録しました。このソーラーパネルは曇り空でも100W以上の発電量があります。DEENO X1500だと6.5時間でフル充電にできるため、ソーラーパネルからの充電のみで運用できています。

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BougeRV
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関連製品の比較

DEENO ポータブル電源 X1500を競合する2つの製品、エコフロー デルタ2・BLUETTI AC180と比較
DEENO X1500,エコフロー デルタ2,BLUETTI AC180の比較

このセクションでは、DEENO ポータブル電源 X1500を競合する2つの製品、エコフロー デルタ2・BLUETTI AC180と比較します。

人それぞれ、重要なポイントは異なると思いますので満遍なくスペックを比較していきましょう。なお、DEENO ポータブル電源 X1500のみアプリでの制御機能がありません。

DEENO ポータブル電源 X1500の主要な特徴は、109,600円という他の2製品と比べて最も手頃な価格であることです。その上、バッテリー容量は1,036Whと十分な容量を備え、1,500Wの出力も可能です。重さは14.8kgと中程度で、さまざまな場所に持ち運び可能。

また、DEENO X1500は出力ポートの多さも特徴で、AC、DC/シガーソケット、USB、Type-C、ワイヤレスを合わせて全10口を備えています。停電時に役立つLEDライトはこの製品のみ搭載しています。ただし、充電時間は5~6時間と他の2製品と比べると若干長めです。

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エコフロー デルタ2は、143,000円と価格は高めですが、その代わりに最短の充電時間1.2時間を実現しています。これは他の2製品と比べて非常に優れた点です。バッテリー容量は1,024Wh、最大出力は1,500Wと、DEENO X1500とほぼ同等です。

重さは最軽量の12kgで、携帯性に優れています。出力ポートはAC6口、DC/シガーソケット3口、USB4口、Type-C2口の合計15口で、多種多様なデバイスを同時に充電できます。ワイヤレス充電はこの製品のみ搭載されていません

エコフロー デルタ 2 レビュー ソーラーパネル、次世代パススルー、充電スピードを検証

最後にBLUETTI AC180は、148,000円と最も高価な製品ですが、1,152Whの最大バッテリー容量と1,800Wの最大出力を誇ります。これは他の2製品よりも優れた性能を示しています。ただし、重さは最重量の16kgとなります。

充電時間は1.8時間と、エコフロー デルタ2よりは長いものの、それでもDEENO X1500より短いです。出力ポートは合計11口で、Type-Cが1口と他の製品と比べて少なめですが、ワイヤレス充電を含んでいます。

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DEENO X1500はコストパフォーマンスと出力ポートの多さ、エコフロー デルタ2は充電速度と軽さ、そしてBLUETTI AC180は総合的にバランスが良く、最大出力に優れています。

予算に限りがなければ、BLUETTI AC180がおすすめです。ハイスペックモデルとしてはエコフロー デルタ2と競合ですが、ほぼ全ての項目で上回っています。

コスパを求めるのであればDEENO X1500が優れています。UPSや拡張機能、急速充電、アプリ制御がありませんが、ほぼ全ての家電が使えるので普段使いには十分です。

バージョンアップ版 DEENO S1500が2023年7月後半に発売開始

DEENO X1500のデメリットを消しつつ、さらなる機能を追加した「DEENO S1500」がラインナップに登場しました。

特に充電スピードは業界最新急速充電双方向インバーターを採用しており、最短2時間でフル充電が可能。また、充電時のアダプターの熱問題も改善され、煩わしいアダプターの持ち運びの必要がなくなりました。

さらに、新たに搭載された無停電電源装置は業界最速の10msで動作。停電時でもデバイスへの電力供給が途切れることなく、安定した電源を提供します。基本スペックはX1500を踏襲しつつ、これらの新機能とともに、価格は95,600円と、わずかな価格上昇がありますが、その価値は十分に感じられるでしょう。

改善点DEENO X1500DEENO S1500
価格83,600円95,600円
充電時間5~6時間2時間
充電アダプターありなし
無停電電源装置なしあり 10ms

DEENO X1500のデメリットである、充電スピードが遅い、充電時にアダプターが熱を持つ、無停電電源装置が搭載されていない、といった点が改善されています。その他の基本的なスペックは同等です。価格は95,600円とX1500の83,600円より少し値上がりしています。

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結論とDEENO GT社について

結論とDEENO GT社について
画像参照:DEENO X1500 Wins 2023 Red Dot Design Award and MUSE Design Award

創業以来の革新と優れた技術で世界をリードするバッテリーインテリジェント管理の専門家、DEENO GT社。DEENO コアチームの技術専門家は HUAWEI、BYD、LG、DJI の出身です。そして製品は完全自社生産で、よくありがちなOEM製品ではありません

  1. 2016年11月:DEENO GT社創業。防水性の高いバッテリーの製造を開始。
  2. 2018年:オフグリッド(電力網から独立した)事業に参入。
  3. 2021年:バッテリーのインテリジェント管理技術「DiBMS」を開発。
  4. 2022年1月:フラグシップ製品である「DEENO X1500」の自社生産を開始。
  5. 2023年:レッドドットデザイン賞を受賞

DEENO社フラグシップ製品である「DEENO X1500」は、2023年の名誉あるレッドドットデザイン賞を受賞。この成果は、DEENOのデザインへの情熱と技術革新への優れた取り組みを証明しています。

DEENO ポータブル電源 X1500

家電がしっかり使えるポータブル電源が一般的に10万円以上と高価な中、DEENO ポータブル電源 X1500は、8万円台でほぼ全ての家庭用家電の利用が可能です。ライバル製品と比較してもその安価さは際立っていました。

DEENOのミッションは「Don’t panic, DEENO is your backup!」。そのミッションの通り、派手な機能はありませんが、使いやすさ、安全性に重点を置いた製品。近年、地震だけでなく線状降水帯が多く発生して大雨での被災や停電も増えています。普段使いや災害時にはこういった質実剛健なタイプが役に立ちます。

価格が安いという特徴から「怪しい製品ではないか?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。ここまでみてきたように、DEENO X1500はしっかりとしたメーカーが自社生産している安定した性能を持つ製品です。

当サイトでは高く評価されており、「2023年最新のリン酸鉄リチウムイオンバッテリー搭載ポータブル電源ランキング」においても、エコフロー デルタ2より推奨されています。

レビューでは、図解や写真を使用して各ポイントを視覚的に理解しやすく説明しました。それでも疑問が残る場合は、どんな質問でもお気軽にコメント欄にてお知らせください。このレビュー記事で、DEENO X1500という製品の魅力を深く理解していただければ幸いです。

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脚注

↑1 グラフで見る世界のエネルギーと「3E+S」安定供給③ ~国によってこんなに違う「停電時間」

コメントをどうぞ!

  1. リンリン より:

    ・最大出力:260W
    ・開放電圧(Voc):35.5V
    • 短絡電流(Isc):9.44A
    ・最大出力動作電圧(Vmp):29.2V
    ・最大出力動作電流(Imp):8.89A
    ・モジュール変換効率:18.48%
    ・サイズ:1638mmx826mmx40mm
    • ## : 15.4kg
    ・バイパスダイオード:有(逆流防止ダイオード

    上記仕様ソーラーパネルでx1500のポータブル電源に充電しても大丈夫でしょうか?
    宜しくお願いします。

    • 京寺美里(Kyodera miri) より:

      リンリン様、コメントありがとうございます。

      スペックからすると「カナディアンソーラー CS1V-260MS」でしょうか。

      DEENO X1500は、電圧12-32V/電流8A 最大200Wというソーラーインプットです。
      ソーラーパネルの電流が8.89Aと少し超過していますが、この程度であれば「許容範囲」というメーカーの説明を受けています。
      結論としては、スペック上は接続可能です。

      何かありましたら、いつでもコメントください。
      今後ともよろしくお願いいたします!

  2. 亀谷 功 より:

    GRECELLのソーラーパネル200w. 最大負荷電圧20Ⅴ最大負荷電流10Aで DEENO GT Ⅹ1500に充電した所なんともなく充電出来ましたがソーラー入力が8Aです.このまま使用してても大丈夫でしょうか.よろしくお願いします.

    • 京寺美里(Kyodera miri) より:

      亀谷様、コメントいただきありがとうございます。

      GRECELL ソーラーパネル 200W:最大電圧20V/最大電流10A(Amazonでこちらを参照しました→ https://amzn.to/3S9wwBx)
      DEENO X1500:電圧12-32V/電流8A

      GRECELLのソーラーパネル200Wは最大電流が10A、DEENO X1500は8Aとなっており、実際には2Aの差がありますね。
      この点について、DEENO社の担当者に以前問い合わせたところ、2Aの過剰電流は「Intelligent BMS電池スマート管理システム」によりカットされるとの回答を得ています。

      参考になれば幸いです。
      引き続き、何かお困りのことやご不明な点がありましたら、お気軽にコメントいただければと思います。
      よろしくお願いいたします♪

      • 亀谷 功 より:

        どうもありがとうございました。

        • 京寺美里(Kyodera miri) より:

          亀谷様、お返事ありがとうございます。
          何かありましたら、いつでもコメントください。
          今後ともよろしくお願いいたします!

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