
2023/05/19 EcoFlowは、DELTA 2 Max(エコフロー デルタ2 マックス)の発売を発表。そして、2023/05/25予約発売開始しました。
“EcoFlow DELTA 2 Maxは本当に買いなのだろうか?” そんな質問があなたの心を占めているなら、共感するものがあります。
管理人もエコフロー デルタ2を所有していますが、さらによくなったのだろうか?他社製品より良いものなのか?と疑問が湧きました。エコフローはPR・インフルエンサーマーケティングが非常に上手なので、なおさら本質的な価値が見えにくいと感じています。
誰にでも、高価な製品だからこそ失敗したくないという普遍的な願望がありますよね。しかし、ここで一つ提案があります。
それは、ライバル製品との比較によって、EcoFlow DELTA 2 Maxの価値を客観的に評価するというアプローチです。
この方法により、「性能・特徴から考えると比較的安価であること」、「より良い製品が存在するかもしれないけれども、EcoFlowのブランドの安心感が特筆すべき優位性であること」、「災害時に家族を守る重要な製品であること」を明確に理解することができます。
エコフロー デルタ2 マックスの購入を迷っているあなたへ詳細な比較記事をぜひご覧いただきたいと思います。
EcoFlow DELTA 2 Maxは、リン酸鉄リチウムイオンバッテリーを採用し、毎日使っても10年間性能を維持できるコストパフォーマンスに優れる製品です。また、騒音レベルが30dBと図書館よりも静かで、他社製品よりも格段に静粛性が高いことも使いやすさを向上させています。
発売記念セールであれば、さらにコスパが上がり、元を取れる可能性が高まります。
6/30までのプレゼント情報などはエコフロー公式サイトをご覧ください。
EcoFlow DELTA 2 Max(エコフロー デルタ2 マックス)の特徴
この製品は、既存のDELTA Maxのリン酸鉄リチウムイオンバッテリー化に加え、デルタ2のバージョンアップ版となります。リン酸鉄リチウムイオンバッテリーを採用することにより、毎日使っても10年間性能を維持できるといいます。
このDELTA 2 Maxは、X-Boost技術を使用して最大3,400Wの出力で家電製品を動かすことができます。容量1,024Whのデルタ2、容量3,600Whのデルタ プロの中間に位置する製品となります。
このDELTA 2 Maxの発売によって、リン酸鉄リチウムイオンバッテリー製品で、全てのセグメントを抑えることができました。

DELTA 2 Maxは、2,048Whから6,144Whに容量を3倍に拡張できる設計であり、冷蔵庫を最大42時間動かすことができます。
エクストラバッテリーは2台まで接続可能。

また、世界最速の充電を実現し、壁コンセントとソーラーのデュアル充電を組み合わせることで43分で充電が完了します(注1)。
さらに、LFPバッテリーを搭載しており、3000回完全サイクルを提供し、80%の容量になるまで使用できます。
これは、業界平均の500回の6倍です。このDELTA 2 Maxは、業界最軽量の2400W LFPソーラージェネレーターでもあります。

(注1)ソーラーインプット2400W+AC1,800Wで充電した場合。
エコフロー デルタ 2 Maxの売りは静粛性(30dB)
エコフロー デルタ 2 Maxの売りは静粛性のようですね。
「発電機はうるさいけど、エコフロー デルタ 2 Maxは動作音が30デシベルととても静か」というメッセージが伝えられています。発電機が普及していない日本とは事情が異なりますが、ファンの騒音レベルが低いのは既存製品にない強みとなります。
ただし、ACコンセントからの出力が500W以下の時に30デシベルを達成します。この辺りの表記の仕方が不親切ですね。
既に発売されている「エコフロー デルタ2」は、ファンが回り始めると45デシベル程度の騒音があり、静かな部屋ではやや気になるレベル[2]です。
しかし、エコフロー デルタ 2 Maxでは30dBまで低下するため、ほぼ無音に感じられるでしょう[3]。
他社メーカーにもここまで静粛性の高い製品はなく、大きな強みです。
EcoFlow DELTA 2 Max 競合製品との比較(ASAGAO,Jackery,Anker,アイリスオーヤマ,ALLPOWERS)
項目 | EcoFlow | ASAGAO | ALLPOWERS |
価格 | 254,100円 | 249,800円 | 38,0000円 |
セール価格 | 215,990円 | 249,800円 | 247,000円 |
容量 | 2,048Wh | 1,920Wh | 3,168Wh |
拡張最大容量 | 6,144Wh | 3,840Wh | 101,376Wh |
出力 | 2,400W | 2,000W | 3,500W |
拡張最大出力 | 3,400W | 2,800W | 7,000W |
重量 | 23kg | 20kg | 42kg |
容量・出力が近い「ASAGAO AS2000-JP ポータブル電源」、価格が近い「ALLPOWERS R3500」と簡単に比較してみました。
「ASAGAO AS2000-JP」は、性能的に競合製品となる可能性が高いと考えられます[5]。
「ALLPOWERS R3500」は、価格的に競合製品とみても良いでしょう[6]。
EcoFlow US公式サイトによると、EcoFlow DELTA 2 Maxの重量は23kgで、業界平均より約30%軽量とのこと。しかし、同程度のバッテリー容量を持つASAGAO AS2000-JPは、DELTA 2 Maxより約10%軽量です。
ALLPOWERS R3500は、2023年6月15日までの限定にはなりますが35%オフの247,000円という驚異的な価格になっています。
コンパクトであることがメインであれば、「EcoFlow DELTA 2 Max」がおすすめですが、出力や容量、拡張性を求めている場合は、「ALLPOWERS R3500」も候補に入れていいと思います。
参考記事:ALLPOWERS R3500:電力節約×コストパフォーマンス最強!スマートホーム・オフグリッド生活が快適に進化
他のライバル製品としては、Jackery 2000Pro、Anker 767 Portable Power Station、BLUETTI × アイリスオーヤマ ポータブル電源などがあげられます。

EcoFlow DELTA 2 Maxは、程よい価格にしてきました。価格優位性は大いにありますね。
この5つの製品でバッテリー容量を増やすことができるのは、ASAGAO、ANKER、エコフローです。
軽量なのは、ジャクリー、ASAGAO、ついでエコフロー。
現在、215,990円になっているエコフロー デルタ 2 マックスが価格的にコスパ良くなっています。

脚注
↑1 EcoFlow DELTA 2 Max(EcoFlow us公式サイト)
↑2 エコフロー デルタ 2 レビュー ソーラーパネル、次世代パススルー、充電スピードを検証